老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

言葉の語源など その(104)「やじうま(野次馬)」と「やじ(野次)」

2023年03月09日 20時56分00秒 | 面白い言葉や語源など

 私もTVで知ったのですが、昨日我が家の近くのマンションで火事があり、夕方のスポーツジムの風呂での話題は専らこの件でした。

 知人が見に行ったらしいのですが、「自分も含めて、やじうまが一杯だった」とのことでした。

 「やじうま」は一般的には「野次馬」という字が当てられており、“物見高く集まる人。自分とは無関係なことを面白半分に騒ぎたてる人”を言いますが、馬が野次を飛ばすとか、興味あるものに集まるというような話は聞いたことがないので、<語源由来辞典>で語源を調べてみました。

 野次馬の「野次」は当て字で、老いた馬を意味する「親父馬(おやじうま)」の「お」が省略された言葉ということです。

 老いた馬は仕事に使えず、暴れ馬も仕事に使えないため、当初は「やじ馬」は暴れ馬も指すようになったが、更に、“何も役に立たない”という意味が転じ、自分とは関係ないところで無責任に騒ぐ人をさすようになり、物見高く集まる人もさすようになった”ということのようです。

 それでは、国会などで多用される“他人の言動に、ひやかしや非難の言葉を浴びせる“ことを意味する「やじ(野次)という言葉があるので、この「やじ」のという言葉の語源はと調べると、何と私の全くの勘違いで「やじ」という言葉があって「やじうま」が出来たのではなく、逆に「やじうま(野次馬)」の「馬」を省略した「やじ」という言葉が生まれ、「やじる」はそれを動詞化した語のようです。

 「野次を飛ばす」も、「野次馬」を略した「ヤジ」に「飛ばす」が加えられた語で、「飛ばす」は「大声で」や「盛んに」「遠くから」など、野次る行為の大きさや状況を表現したもののようで、漢字の「野次・野次る」や「弥次・弥次る」は、いずれも当て字とのことです。(まさ)




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