先日の滋賀県への雪見ツアーを終えてからは、逆に異常な位の暖かい日が続いていましたが、楽しみにしていたセツブンソウが雪のために見られなかったのが気がかりで、「そうや。神戸の六甲山へ行ってみよう!!」と思い立ち、雨の合間を選んで3月1日に行って来ました。
勝手知った所という事で、準備も無しに出掛けたのですが、六甲山ケーブルカーの駅まで行ってビックリ。
何と、「改修工事も為に運休中」との張り紙がありました。どうやら、車両と施設改修で4月中旬まで休みとのこと。
しかし、山上駅までは代替のバスを運行しているとのことで、これで山頂駅まで行きました。
山頂駅からは六甲山の循環バスで高山植物園に向いましたが、いつもお世話になっていて当てにしていた植物園横のレストランが冬季は営業していないとのこと。
仕方なく、売店でお菓子を買ってこれで一息ついてから園内の散策へ・・・
やはり、馴染みの所に行く場合でも、季節外れなどには調査が必要なことを痛感。
この時期なのに、園内には結構な数の来園者がおられてビックリしましたが、地図を片手にノンビリと散策。といっても、先週の寒い時には雪が積もったようで、園路はぬかるんでいましたので、慎重に歩きました。
お目当てのセツブンソウはまだ開花を始めたばかりでし、通路から少し奥に咲いていたので、苦労しましたが何とか写真に収めることが出来ました。
流石にこの時期なので、目に出来るのは主にキンポウゲ科の花が中心でしたが、これ等のキンポウゲ科の花を紹介しましょう。(まさ)
<セツブンソウ>
やっと咲き始めた所で、かも園路のロープからは少し離れていたので撮りにくかったで。<フクジュソウ>フクジュソウ>
これもやっと咲きはじた所で、アチコチにチラホラという感じでした。。
<フクジュソウ>
これもやっと咲きはじた所で、アチコチにチラホラという感じでした。

<オオミスミソウ>
これも小さ花で、落葉の中に埋もれている感じでしたが、多彩な色に惹かれてシャッターを押しまくり状態でした。
この仲間には、オオミスミソウの他、ミスミソウ/スハマソウ/ケスハマソウというのがありますが、非常に見分けが難しく、一緒に扱っている所もある様です。
尚、これらの4種は、以前は「雪割草」と呼ばれていたようですが、サクラソウ科に「ユキワリソウ」という花がありややこしいので、今ではミスミソウなどの呼び方が一般的なようです。
<バイカオウレン>
これも小さな花ですが、名前のように白くて梅の花を思い起こさせます。
今日見かけたキンポウゲ科の菜の中では、一番数が多かったです。
つぼみ

同上