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読み手によっては・・・「流星ワゴン」by重松清

2015年03月21日 | 小説レビュー
~死んじゃってもいいかなあ、もう…。38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴンに拾われた。
そして―自分と同い歳の父親に出逢った。時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。
やり直しは、叶えられるのか―?「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。「BOOK」データベースより


もう少し読むのが早かったら(T^T)

いま、まさにリアルタイムで連続ドラマが放映中!明日最終回!しかもキャストが良い!

「西島秀俊」、「香川照之」、「井川遥」、「吉岡秀隆」ですってよ(T_T) 絶対いいはずっ!観たかったぁ!

また、ネットに上がっているのを観ますわ。

さて、ドラマはさておき、小説のストーリーとしては、基本ファンタジーなので、もちろん現実的ではないのですが、ものすごく「身につまされます(ーー;)」

が、読み手によっては、あまり心に響かないかも知れません。それは、揺れ動く親子間(父と息子)の微妙な真相心理、すれ違う夫婦感情、継父と息子の難しさなどが、重松清さんの筆力によって絶妙に描き出されているからです。

とてもメッセージ性が強く、色々なことを考えさせられます。非常に良くまとまった良作だと思いますよ。

僕は、「息子」でありますが、すでに父はこの世にいません。また「息子」もいません。現在、小学生の息子を持つ父親が読めば、涙が止まらないでしょうね(T0T)

皆さん、「後悔」する前に、親に、子に、奥さん、旦那さんに対する言葉の一つひとつ、態度の一つひとつを見つめ直し、一日一日を大切に過ごして下さい。m(__)m

★★★3つです。


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