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それなりでした。『つきのふね』by森 絵都

2021年04月22日 | 小説レビュー

『つきのふね』by森 絵都

~あの日、あんなことをしなければ…。

心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、静かに精神を病んでいき―。

近所を騒がせる放火事件と級友の売春疑惑。先の見えない青春の闇の中を、一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編。「BOOK」データベースより

 

森絵都さんの作品は初読です。『カラフル』『DIVE』などの作品の評価が高く、「いつかは森さんの作品を読みたいね」と思っていました。しかし、上記の二作品ではなく、何故かこの『つきのふね』を選んでしまいました

こちらの評価も高かったんですが、読んだ感想としては、それほどでもなかったです。高校生とか中学生が読むと共感できる部分もあるのかも知れません。

クライマックスに向けて、そこそこの盛り上がりも見せますが、期待していたほどではありませんでした。

★★★3つです。


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