『少女』by湊かなえ
~親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。
ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。
高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。「BOOK」データベースより
『告白』以来、超久しぶりに、湊かなえ作品を読みました。
ドラマでは、『夜光観覧車』や、『Nのために』など、湊かなえ作品に触れる機会がありましたが、本で読むのは久しぶりでした。
始めの方は、「なんやこれ?誰の視点?」と、一瞬戸惑いましたが、すぐに理解できて、物語にスッと入っていけます。
クライマックスに近づくにつれて、「おいおい!こいつも!?この娘も!?」と、まるでジグソーパズルの模様が浮かび上がっていくように、どんどん繋がっていく様は圧巻で、感動すら覚えます。
「さすがは湊かなえ!」と拍手を送りたいですね!
ドロドロとした雰囲気は少なく、サッパリと、ある意味痛快にまとめてくれています。
面白かったですね!
★★★3つです。
~親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。
自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。
ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。
高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。「BOOK」データベースより
『告白』以来、超久しぶりに、湊かなえ作品を読みました。
ドラマでは、『夜光観覧車』や、『Nのために』など、湊かなえ作品に触れる機会がありましたが、本で読むのは久しぶりでした。
始めの方は、「なんやこれ?誰の視点?」と、一瞬戸惑いましたが、すぐに理解できて、物語にスッと入っていけます。
クライマックスに近づくにつれて、「おいおい!こいつも!?この娘も!?」と、まるでジグソーパズルの模様が浮かび上がっていくように、どんどん繋がっていく様は圧巻で、感動すら覚えます。
「さすがは湊かなえ!」と拍手を送りたいですね!
ドロドロとした雰囲気は少なく、サッパリと、ある意味痛快にまとめてくれています。
面白かったですね!
★★★3つです。