「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

私の命の恩人が・・・逝去されました

2006年11月30日 | 体・健康
悲しいニュースが入ってきました(T_T)

「禁煙セラピー」のアレン・カー氏死去

>アレン・カー氏(英禁煙活動家)29日、肺がんのためスペイン南部
>マラガ付近の自宅で死去、72歳。

>ロンドン出身。1日に100本吸っていたヘビースモーカーの会計士だったが、
>83年に禁煙に成功。世界30カ国以上に、70を上回る禁煙クリニックを
>開設するとともに、自らの体験を基に日本でもベストセラーとなった
>「禁煙セラピー」など多数の本を出版、2500万人以上を禁煙に導いたと
>される。今年夏、肺がんと診断された。


僕もいわゆるヘビースモーカーでして、中学の頃から吸ってましたので、喫煙年数は18年ぐらいでしょうか?多いときで1日2箱、最低でも1箱、平均1箱半ほど吸ってましたね。

そんなある日、街頭で「LARK1」の発売キャンペーンで、綺麗なお姉さんが5本入りのサンプルを配ってはったんです。 モチロンいただいて、1本吸うと、「なかなかイケるやん」という感じでしたんで、当時の同僚「横ちゃん」に薦めますと、「いえ!僕はタバコやめました!これを読んだんです。」と言って、禁煙セラピーを見せられました。

「そんなん読むだけでやめられたら苦労せんわなぁ!まぁしかし、せっかくやし、今日借りて帰るわ。どんなんか読むだけ読んでみるわな。」

と持ち帰り、夜のうちに3分の2を読み、次の日のお昼休みに残りを読みました。





・・・・あっさりやめられました。(*^_^*)


「タバコやめよう!」と思ったことは何度もありましたし、実際2日ぐらいは禁煙成功していたんですが、意志が弱くダラダラと吸い続けていました。

しかし、この本を読んだだけで一撃でやめられたんです。 内容はいたって単純で、「禁煙なんて簡単よ」、「何でそこまでして吸うの?」、「禁断症状なんてウソ」、「たばこを吸うという行為は愚かなこと」などなど、いわゆる洗脳本みたいな感じでしたね。

同じような内容のことが繰り返し書いてあるような感じで、読み進めていくうちに「ああ、これを読み終えたらやめよう」と思い始め、最期の方には「絶対やめられるわ」と単細胞の僕はあっさりハマりました。

最初から禁断症状など全くなく、「吸いたい」という気持ちさえ起こりませんでした。 釣りに行っても竿を片手にタバコを吸っていたんですが、あの長時間の沈黙の中でも吸いたいという衝動にかられませんでしたし、いわゆる「目覚めの一服、食後の一服、便所で一服」という時にも吸いたい気持ちは湧き上がってきませんでした。

なんとなく「何か忘れているような????」という、軽い喪失感みたいなものはあったんですが、タバコを吸いたいという衝動にかられることはありませんでした。

それから3年半以上が経ち、いまでも全く吸いたいと思いません。

禁煙マラソンカウンターを禁煙と同時にダウンロードして作動させているんですが、伸びた寿命は141日あまり、合計金額は51万円ほどになりました。

僕も命を救われた2500万人のうちの一人として、本当に命の恩人ともいえる「故アレン・カー氏」に感謝の誠をささげ、心からご冥福をお祈り申し上げたいと思います。合掌。
コメント
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