「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

中之島ツアー

2005年06月23日 | パソコン
今回は長文ですよ!

 今日は久しぶりに平日の休みなんですが、子どもは幼稚園で、嫁さんは幼稚園のPTAのバレーボール大会ということで、5時頃まで帰ってこないということ。
「さぁ、一日何するべぇ?」と考えましたが、2年あまり使ってきたプリンター(PIXUS850)が、突然昨日、壊れていて電源が入らないという状態でしたので、とりあえず直すというか、調べてみようとCanonのサポートのHPを見ました。

 「コードを抜き差ししてみてください」とか、書いてあることを試してみても、全く状態は変わらず。 お客様相談センターに電話すると、色々丁寧に説明してくれたんですが、これまた状態は変わらず。 「お住まいはどちらですか?」、「京都市です」、「大阪の中之島のリーガロイヤルホテルの近くにQRセンターという即日修理できるところがありますので、部品在庫があれば、その場で直りますよ。」ということでした。

 電話を切って、「中之島かぁ・・・・遠いなァ・・・しかも嫁が車乗って行っとるからなぁ・・・原チャリかぁ・・・・とおいなぁ・・・・行けるかぁ? 今・・・12:00やろ?・・・大阪まで50Kmほどやから・・・片道1時間半ほどでぇ・・・・往復4時間もあれば行けるなぁ・・・行くか!」

 と、思案した結果、「原チャリ中之島往復ツアー」が決定されました。 お昼は大阪で食べるとして、のども渇くやろうから、「DAKARA」を1本もって、プリンターはボストンバッグに入れて、たすきがけで、膝の上に乗せて、12:15に自宅を出発しました。

 大阪までは、もちろん車で何度も行きましたし、免許取立ての頃、1号線をずっと走った道を「ああ!ああ!この景色!」と、思い出しながら、枚方家具団地で13:00、守口で13:30。 横を通り過ぎる大型トラックの風にあおられながらも、いつも聴いてるラジオ(Funky802)から流れるトラフィックインフォメーションで聞いた地名「池之宮(いけのみや)」とか、「仁和寺本町(にわじほんまち)」などを通過し、14:00に大阪市内に入りました。

 京橋を過ぎたあたりで、少し迷い、信号待ちで並んだタクシーの運転手さんに「リーガロイヤルホテルって、どう行けばいいんですか?」と聞くと、「この道の1本北側の道や、次の御堂筋は曲がれへんから、その次から曲がるといいわ。」と、大変丁寧に教えてくれはりました。(黄色いタクシーの運転手さんありがとう!)

 何とか、リーガロイヤルHを発見し、「あみだ池筋」を過ぎた南側に見えました\(◎o◎)/!「Canon」のロゴが! エスカレーターで二階に上がり、中を覗くと、お客さんらしき男性と、応対している男性が3人ほど。 

 僕はてっきり、受付に可愛らしい女性が数人いて、ドコモショップのように「いらっしゃいませ(^◇^)どういったご用件ですか?」的な応対を想像していただけに、いささかガックリ(-_-;) それはさておき、番号札を取って、待っていると、エプロン姿(?)のメガネの若い男の人が「次の方、どうぞ」と。
 
 「電源が入らないんです・・・」などと症状を伝えると、早速ドライバーで中をこじ開け、カートリッジを外し、部品を交換して、カチャカチャとやると、「ウィーン、カタカタ」と、聞きなれたいつものサウンドが!「(何と手早い・・・さすがプロ)」などと感心しながら、あたりを見回すと(◎o◎)!

 「一律修理料金・・・」との記述が!「1種:7,350円、2種:9,250円、3種:11,250円(確かこんな書き方だったと思う)」などと書いてあるではありませんか!(>_<) 「もしかして、これだけの修理で、最低でも7,350円!! とビビッていると、メガネの人が、

「あのう・・・この部分を交換したら電源は入ったんですが・・・・ここが壊れたときに、この基盤が損傷したみたいでして・・・・印字出来ない部分があるんです。」
 「(これは益々ヤバイ!)はぁ・・・)」
「基盤を交換しなくちゃいけないんですが、今、在庫がないんですよね。」
 「はぁ・・・(時間もかかるのか?)」
「こういった場合は、交換になるんですよ」
 「交換?(もしかして新品に!)」
「これの後継機種が「P4100」という機種なんですが、これも在庫がないんですよ。」
 「はいぃ・・(薄型の最新型ちゃうのん(^◇^))」
「あと3日ほどで入りますし、来られます?それとも送りましょうか?」
 「じゃあ送ってください! 送料は・・?」
「ああ、無料です」
 「(まじかぁ!!いただきやんけ!・・・でも・・)料金は?」
「ああ、7,350円だけです」
 「(えええっ!!!これってトクしてんのちゃうの?)7,350円だけですか?」
「はい、そうですよ。こちらの書類に住所とか氏名とか書いてください」
 「はいはい!書きます!書きます!」

 ってな感じで、とっても丁寧に応対していただいたお兄さん!ありがとうございました!m(__)m 何と言っても、7,350円で、新品の最新型に変わるんですよ!ウチのプリンターが!中之島まで頑張って走った甲斐がありましたわ。

 結局15分ほどで全ての手続きが終わり、センターを出たのが14:45でした。急いで帰っても16:30ですから、お昼は抜いて走ることにしました。 帰り道も1号線を行く予定だったんですが、大阪って怖いですねぇ!まっすぐ走ってたらいつのまにか左折しかできない道になってまして、気が付いたら十三でした(-_-;)

 そこから、「とりあえず淀川沿いに北東に向かえば何とかなるべ!」と、荷物もなく、身軽な僕は、軽快に飛ばしました。すると道路案内表示に「吹田」という文字が!ヽ(^。^)ノ 「吹田に向かえば茨木が隣やから、高槻に出て、171号線で帰れるわ」と、益々意気上がり、府道16号線を一気に走る。

 ガソリンがなくなってきたので、「大桐(だいどう)」のあたりで給油し、渋滞箇所で有名な「摂津の鳥飼大橋(せっつのとりかいおおはし)」高架下を15:20にくぐり、高槻市役所から171号線に合流して、16:00には大山崎IC付近を通過。 そして何とか無事に16:30、自宅に帰り着きました。

 スタートした時の距離メーターは3447でしたが、帰ってきて見ると、3564になってましたんで、往復117km・4時間走りっぱなし!の半日旅行でした。 

 今から考えてみると、「ホンマに、よう行ったわ!」と、自分で感心しております。 高校生の時に、昼から学校をサボって、友達と原チャリで「近江舞子」まで走ったことはありますが、あの頃から15年あまりが過ぎ、もうすぐ34歳になるこの体は、ムリもききませんし、体力は低下する一方です。しかも一人寂しく行ったんですから、本間に良くぞ無事に帰って来れました。