ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

本棚を見ればその人がわかる、と言われることがある。

2009年08月09日 | Weblog
「読書力」齋藤孝著より。

このフレーズに出合った時に、思わず自分の本棚を眺めてしまった。するとその約半分は本以外のものが置かれているではないか。むしろ本棚というより収納庫にさえなっていたのだ。他人に見られたらきっと恥ずかしい。

本以外には、花の種や木が入った実ガラス瓶10個ほど、今はほとんど使わなくなったフロッピーディスク、CD-ROM、ビデオテープ、USBメモリー、CD、スプレー(塗料)、クリップ類、書類袋、受け取った年賀状、小さなお土産類・・・。

それにしても、純粋な本棚にはなっていないことにも気づく。そして、本や雑誌などはいまだにベッドの横にどっさりと積まれているのだ。文庫や新書などはほとんどはそこにある。辞書類もそこに積まれていた。

本棚には小説類や雑誌は一冊もなかった。一度読んだらもう二度とは読まないことが多いから屋根裏の倉庫に置いてしまったのだ。いま目に入るのはほとんどが実用書のようなものばかり。古くても捨てられない本もある。

筆者は、その人自身の考えを直接聞くよりも、読んできた本のラインナップを眺めさせてもらえれば、おおよその見当がつくという。それは友達をみれば、その人がわかる、というのと同じ意味らしい。

その「見当がつく」とは、その人がどんなことに関心があったかや教養の程度であろうか。そこに並んでいる本によって、今までどんな世界を広げてきたかもうかがえる。年齢によって関心の変遷がわかって、自分でも興味深いものでもあるな。

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