ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

どんなときでも、不完全になる“勇気”を持つことが大切・・・

2010年01月27日 | Weblog
「プレジデント」12010.2.1号より。

これは“究極の時間術「棚上げ・不完全法」”というタイトルで釜田浩毅(京大大学院)教授が語っているなかで見かけたフレーズだった。理系の釜田さんによれば、文系人間の多くは完璧主義の落とし穴に陥りやすいのではないかという。

たとえば、難しい古典や英文では、すぐにはわからない部分は後回しにして、つまり「棚上げ」して時間と手間を省いていったほうが効率的だという。しかし、こんなことは学生時代の試験では当たり前のことだったろう。ところが仕事では、なかなかそういうことを忘れてしまっているものだ。

またもうひとつの「不完全法」とは、完璧な達成よりもむしろ時間、期限を守ることを優先すべきだという。ここでは研究論文発表を例に挙げている。つまりたとえ100%のデータが揃わなくても、論文は先に発表したほうが勝ちなのだ。

実際の仕事も同様で、いくら完璧にできたからといっても、期限の後だったら全く価値や意味もなくなってしまうだろう。代金の支払いや納期も一日ずれ込んだりしたら、とんでもないことになってしまうことも多い。一度失った信用を取り返すのは大変なことだ。

釜田さんをはじめ理系の研究者は、常に仕事の質と期限のバランスを念頭に置いて仕事をすすめているようだ。不完全でもいいという勇気は、いい加減を「良い加減」と置き換えて考えられるかどうかなのかな・・・

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