「相鉄瓦版」平成24年4月1日発行より。
別の生き方を見つけたもう一人は、ボランティアで紙芝居を始めた方だった。Wさんは、高校卒業後精密機器メーカーで定年まで勤めあげた、さらに職場での仕事の継続も可能であったが、あえて、別のことをやりたいと思ったのだ。
定年退職まであと半年と迫った平成18年12月に、ある夜子どものころに見た白ヒゲの紙芝居のおじさんが、たまたま夢の中にできてきたという。
なにかべつのことをしたいと思っていたのが「これだ!」と直観でわかったという。もともとモノを作るのも人を楽しませるのも好きだったという。そこで、定年後も継続して働く話は白紙にしてもらったそうだ。
紙芝居も手作りをメインにしている。ボランティアだから気を使うこともないようだ。始めは集まらなかったものの、何時しか子どもだけではなくお年寄りも楽しみにしていることがわかったのだ。
ある老人施設からの依頼があり、継続して続けるようになっている。当然ながら、お年寄りを前に紙芝居をすることなど、全くの想定外のことだった。Wさんはセリフをそのまま読み上げるのではなく、芝居風に演じている。
その他、さまざまな工夫が凝らされているという。やはりこんな自分なりの工夫をするからこそお客さんも喜んでくれるに違いない。また、Wさんには喜んでもらえることが何よりな報酬になっている。たとえ、自己満足でもかまわないようだ。始めないことには、失敗も成功もないか。
別の生き方を見つけたもう一人は、ボランティアで紙芝居を始めた方だった。Wさんは、高校卒業後精密機器メーカーで定年まで勤めあげた、さらに職場での仕事の継続も可能であったが、あえて、別のことをやりたいと思ったのだ。
定年退職まであと半年と迫った平成18年12月に、ある夜子どものころに見た白ヒゲの紙芝居のおじさんが、たまたま夢の中にできてきたという。
なにかべつのことをしたいと思っていたのが「これだ!」と直観でわかったという。もともとモノを作るのも人を楽しませるのも好きだったという。そこで、定年後も継続して働く話は白紙にしてもらったそうだ。
紙芝居も手作りをメインにしている。ボランティアだから気を使うこともないようだ。始めは集まらなかったものの、何時しか子どもだけではなくお年寄りも楽しみにしていることがわかったのだ。
ある老人施設からの依頼があり、継続して続けるようになっている。当然ながら、お年寄りを前に紙芝居をすることなど、全くの想定外のことだった。Wさんはセリフをそのまま読み上げるのではなく、芝居風に演じている。
その他、さまざまな工夫が凝らされているという。やはりこんな自分なりの工夫をするからこそお客さんも喜んでくれるに違いない。また、Wさんには喜んでもらえることが何よりな報酬になっている。たとえ、自己満足でもかまわないようだ。始めないことには、失敗も成功もないか。
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