ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

あいさつの言葉で気になる点の一つに、なぜか命令形が多い・・・

2009年06月18日 | Weblog
「相鉄瓦版」2009.6月号より。

それにしても、国語学者というものはいろいろなことにこだわっているものだと思わせられる。ここでのタイトルは「こだわりの日本語」となっているからそれもしょうがないが。

さて、ふだん何気なく「おやすみなさい」「おかえりなさい」と言っているが、「~なさい」は確かに命令形になっている。今までそんなことは考えたこともなかった。むしろ丁寧な言葉にさえ思えたが。

「立ちなさい」「持ちなさい」と言われたらちょっと驚くかもしれないが、「立ってください」「持ってください」なら普通だろう。

先ほどの「おやすみなさい」は「私はやすみますが、あなたも早くおやすみください」といったいたわりの意味だったらしい。それが慣用化したと推察されるようだ。

また「おかえりなさい」は「(ようこそ)おかえりなさい(ませ)」という丁寧語で(カッコ)の部分が省略されたものらしい。「よく帰ってきた」と評価していたわけだった。

まあ、そんな意味を知っているよりもきちんと挨拶ができる方が先決でしょうがね。蛇足ながら「さようなら」はもともと「それならば」という意味だったそうな・・・。よく考えれば納得かも。

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