「衝動買い日記」鹿島茂著より。
筆者の鹿島氏にははじめ、「中央公論」の編集者から、日常生活の中で衝動買いしたモノを報告するかたちで連載するようにとの誘いがあったという。しかし、それは必然的に日常生活そのものの露出ということになり躊躇したらしい。
しかし、エッセイや日記を雑誌やブログに書くことは私生活を人目にさらすことにもなる。さらに他人が日常生活の中の買い物を面白がるかどうかにも不安があったようだ。
しかし、実際はごく平凡なOLや女子学生が日常の出来事や買い物報告をしているホームページ、ブログはアクセスが多いことがわかり、氏もそれでそのオジサン版を始めたということなのだろう。
読み終わってみると、つまりオジサンだって、衝動買いは好きなんだぞということがこの一冊でよくわかった。もちろん本職は大学教授とはいえ、エッセイストでもあるから知識も豊富で面白い。さすがプロを感じた次第。
衝動買いはしたものの、それがその後どうなったかも「あとがき」で書かれていたのも興味深い。2年間の連載だったのだろう、24種類のモノについて書かれていたが、約8割は正解だったようだ。思いつきで買った物にしては大成功ともいえそうだな。
衝動買いという日常生活の中での小さな冒険・・・楽しめるだけの余裕をもって生きたいものですねぇ~
筆者の鹿島氏にははじめ、「中央公論」の編集者から、日常生活の中で衝動買いしたモノを報告するかたちで連載するようにとの誘いがあったという。しかし、それは必然的に日常生活そのものの露出ということになり躊躇したらしい。
しかし、エッセイや日記を雑誌やブログに書くことは私生活を人目にさらすことにもなる。さらに他人が日常生活の中の買い物を面白がるかどうかにも不安があったようだ。
しかし、実際はごく平凡なOLや女子学生が日常の出来事や買い物報告をしているホームページ、ブログはアクセスが多いことがわかり、氏もそれでそのオジサン版を始めたということなのだろう。
読み終わってみると、つまりオジサンだって、衝動買いは好きなんだぞということがこの一冊でよくわかった。もちろん本職は大学教授とはいえ、エッセイストでもあるから知識も豊富で面白い。さすがプロを感じた次第。
衝動買いはしたものの、それがその後どうなったかも「あとがき」で書かれていたのも興味深い。2年間の連載だったのだろう、24種類のモノについて書かれていたが、約8割は正解だったようだ。思いつきで買った物にしては大成功ともいえそうだな。
衝動買いという日常生活の中での小さな冒険・・・楽しめるだけの余裕をもって生きたいものですねぇ~
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