ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

感性情報デザイン。

2008年07月28日 | Weblog
「ビジネス脳を磨く」小阪裕司著より。

フレーズというよりむしろ初めてみたこの言葉が気になった次第。この言葉は感性社会におけるビジネスでの最重要なキーワードらしい。つまりお客さんの感性に向けて発信する情報を変えることで(つまりこのことをデザインと表現しているのだろう)、お客さんの心の中に価値が生まれてくるということだった。

するとお客さんの消費行動が変わってきて、結果として売り上げが増えてくるということになる。仕事上で感性情報をいかうまくデザインできるかがポイントのようだ。

といっても言葉では抽象的にになってわかりにくいので、ここにあった実例を上げてみよう。店頭のPOPのツールに書かれた情報によってかなり変化があることがわかる。防水スプレーの例だった。雨の季節には売れるだろうが、通常の月には売れるものではない。

はじめにPOPが「防水スプレー980円」とだけ書かれたままだった時は、1か月で0本だった。それが、「水滴がほかの類似商品よりきれいに丸くなるイラストを添えた場合、8本が売れたのだ。

次に忘年会のシーズンにPOPを「忘年会でビールをこぼさない自信がありますか?」としたら100本売れたという。また、年が明けたら今度は「あっこぼしちゃった。「せっかくの新年会を台無しにしたくないあなたに」と書いたら同じように売れ続けたという。

これは一例だが、その場その場で的確に状況判断をしながらお客さんにアピールすれば、それなりに大きいい効果が表れるということだろう。それが意外にできそうでできないことかも。

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