「朝日新聞、土曜版」2008.1.5付けより。
“こころの定年”というコーナーで目にしたもの。Fさんは45歳の時に3か月のリフレッシュ研修を受けた。その時に受けたショックが大きかったらしい。それは研修そのものの内容ではなかった。
自分がいなくても組織は回るということを知ってショックを受けたのだった。彼は組織の中では重要な支店長というポストだったようだが、3ヶ月間いなくてもその支店、会社自体にとってはそれほどダメージがなかったということだろう。
また逆に一人がいないことで、会社の機能がマヒしてしまうようであれば、とんでもないことではあるが。会社や組織というものは、社員という部品の交換はいくらでも可能だということだろう。
一国の総理大臣だって途中で健康上の問題でギブアップしても国としては機能している。過去の歴史を振り返れば現役の大統領や日本の総理大臣さえ暗殺されたというい事件もあった。しかし歴史の大きな流れのなかでは国の中で大混乱が発生したわけでもなく、それすら忘れ去られたかのように現在がある。
(話がそれてしまった。)Fさんは、それで仕事以外にも打ち込める何かを探していた。そして50歳のときにある新聞記事に出会っている。それはボランティアの美容師に髪をきれいにセットしてもらったのをきっかけに、元気に歩けるようになった92歳の老女の話だった。
それまで施設で寝たきりだったにもかかわらず、歩けるようになったという記事を目にして、Fさんは美容師になろうと決心をしている。サラリーマンが50歳を過ぎてからまったく別の世界に飛び込もうという勇気もすごいと感心してしまった。
“こころの定年”というコーナーで目にしたもの。Fさんは45歳の時に3か月のリフレッシュ研修を受けた。その時に受けたショックが大きかったらしい。それは研修そのものの内容ではなかった。
自分がいなくても組織は回るということを知ってショックを受けたのだった。彼は組織の中では重要な支店長というポストだったようだが、3ヶ月間いなくてもその支店、会社自体にとってはそれほどダメージがなかったということだろう。
また逆に一人がいないことで、会社の機能がマヒしてしまうようであれば、とんでもないことではあるが。会社や組織というものは、社員という部品の交換はいくらでも可能だということだろう。
一国の総理大臣だって途中で健康上の問題でギブアップしても国としては機能している。過去の歴史を振り返れば現役の大統領や日本の総理大臣さえ暗殺されたというい事件もあった。しかし歴史の大きな流れのなかでは国の中で大混乱が発生したわけでもなく、それすら忘れ去られたかのように現在がある。
(話がそれてしまった。)Fさんは、それで仕事以外にも打ち込める何かを探していた。そして50歳のときにある新聞記事に出会っている。それはボランティアの美容師に髪をきれいにセットしてもらったのをきっかけに、元気に歩けるようになった92歳の老女の話だった。
それまで施設で寝たきりだったにもかかわらず、歩けるようになったという記事を目にして、Fさんは美容師になろうと決心をしている。サラリーマンが50歳を過ぎてからまったく別の世界に飛び込もうという勇気もすごいと感心してしまった。
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