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60歳にして得た「天職」

2008年01月12日 | Weblog
「朝日新聞、土曜版」2008.1.5付けより。

(これは昨日の日記の続きとなる。)このコーナーの“こころの定年”というコーナーに付けられていた今回の題名が上記の「60歳にして得た天職」だった。

会社勤めをしながら美容師の資格を取得するというのも、想像しただけでも苦労が多そうだ。それまで実技の経験などあるわけがない。通常1年のところを3年かけて資格を取得している。国家試験には2度落ちていた。毎朝人形を相手にカットの練習を続けたという。

結局資格を取るのに7年かかっている。しかし退職した58歳のときには、美容師のほかにホームヘルパー2級の資格も取得していた。退職後は英国の専門学校に2ヶ月留学、帰国後国内の美容室で2年間修業して開業している。

現在、高齢者やハンディのある人の自宅や施設への訪問サービスも好評のようだ。すでに横浜と杉並に支店があるというほどだから、胸を張って天職といえるのだろう。Fさんは現在66歳になっている。

まっすぐに目標に向かって苦労を乗り越えた結果はじめて天職に出会えたのだろう。50歳の時に目にした新聞記事に感動したことが、こんなにも人生を変えてしまうものか・・・な。

やや蛇足になってしまうが、この1週間後の土曜版(1/12付け)のインタビュー記事のなかで、松本幸四郎さん(65歳)が「60歳を過ぎてから見る夢こそ本当の夢だ」といっているのとやや関連していそうだな、と思った次第。

天職に出会えた人は当然、イコール夢を実現できた人だともいえそうだ。やはり並大抵の努力では夢に近づくことはできそうもない・・・かな。

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