ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

世の中に存在するマニュアルは100%「古いマニュアル」・・・

2008年12月23日 | Weblog
「人生の答え」テリー伊藤、中谷彰宏著より。

実に大げさなタイトルの本だ。でも中身は二人の対談にスピード感があって意外に面白い。いずれにしても、人が既に作ったマニュアルに従っている限りそれを超えることはできないという意味でもあるだろう。

だからもし、勝とうと思えば、自分にあったルールでゲームを作っていくしかないのだ。それはつまり生きるスタイルとも考えられる。自分のスタイルで人を納得させてしまうほどの個性があれば強い。

たとえば、最近では柔道から総合格闘技に転向した石井慧などはどうだろう。何となくそんな雰囲気を醸し出していそうだが。彼はオリンピックに出場する前から格闘技を目指して「オリンピックは通過点に過ぎない」とまでいってのけている。若いのに実に強い言葉にも思えた次第。あとはいつその結果を出せるかどうか。

作家が自分の得意とするジャンルで勝負するのも、自分で勝てるルールに従っているとも思える。古い例なら、松本清張は社会派推理のスタイルとか、司馬遼太郎なら歴史小説、星新一ならショートショート、藤沢周平なら時代小説みたなものかも。

しっかりした自分だけの世界を確立して、その中で勝負をしてしたら最高ではないだろうか。そういえば、いろいろな契約書などは結局は作った方が有利に出来ていることがほとんどだ。古いマニュアルとは、結局人が作ったものに過ぎない・・・か。

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