ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

野球は人間のぶつかり合い、数字で分析しきれないところが面白いはずだ。

2007年10月20日 | Weblog
「産経新聞」2007.10.16付けより。

(前日の続き)
メジャーリークで分析家GMが流行になったのは、アスレチックスのビリー・ビーンGMを描いた『マネー・ボール』がベストセラーになった影響らしい。そこでは「お金を使わずに勝てるチームが作れる」とデータ分析によるチームづくりを誇張している。

そこまで考えると、これはちょっと一般会社の営業部門にも通じるような話にも思えてきた。要するに人間を見るより先にコンピューターの中にある過去のデータだけを分析して商売をしようと考えているようにさえ思える。

しかし、実際はビジネスともなれば、データだけでなくしっかり相手を見て状況を感じ取りながらすすめることも同時に必要なことだと思えた次第。まずは信頼関係を作らねば。

今までの野村ID野球でも一見するとデータだけが重視されているように思えた。しかし、同時に人間もよく観察して他チームを解雇された選手でさえ楽天では活躍させているのは、人間(性)をしっかり見て指導しているからなのだろう。

ところで、面白いのは今季リーグ優勝シリーズに残ったメジャー4チームのGMが、1990年代にインディアンスを5度プレーオフに導いた、伝統派のジョン・ハートGMの下で修行していたという。

そうなると単なる数字データよりも人間重視の方が長い目で見たら正解かも・・・(ものごとはそう単純ではなさそうだな・・・だから野球は面白い)


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