ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

マックのメニュー開発に一流シェフがかかわっている・・・

2009年03月18日 | Weblog
ホームページ「クーリエジャポン」2009.3.10付より。

この一流シェフとは、まだ少年のような面影を残すといわれるのはダン・クードロー氏(43歳)だった。1995年に米国調理学院(CIA)を首席で卒業し、03年には業界誌「全米レストラン・ニュース」の「トップシェフ50人」の一人に選ばれるほどの人物だった。

彼はマクドナルドの料理イノベーション担当ディレクターとして、4年間に6000種類の料理を試作し、そのなかから10製品を実際に商品化させてきたという。わずか10製品のために膨大な数量を試作していたとはちょっと驚きだった。確かにいろいろなメニューは開発されてはいるが、もっと簡単に作られているものだとばか思っていたな。

またマクドナルドは世界的な外食産業だから、その材料(農産物など)の使用量にしても半端ではないだろう。例えば、彼がサラダにアップルスライスを加えただけで、マクドナルドは05年に世界最大のリンゴの買い手になったという。それは2万5000t以上のリンゴを仕入れたためだった。

同時に、スケールが大きければそれだけ創造性も制限されてしまう。たとえばサラダにエビやイチゴを加えるのはNGらしい。また、一つのメニューが飽きられればまた異なる材料が大量に消費されることになる。これほどの食材を扱う会社なら、世界の農産物価格にも影響を与えるのではないだろうか。一定の味を大量に提供できるかどうかがまず最初にくるのだろう。

とくに不況になれば少しでも安くて美味しいものを求める人たちは増えるだろうし。常に繁盛の後ろ側では一流の料理人による絶え間ない開発競争が行われているのだなぁ・・・

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