ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

「見る」「作る」「知る」

2007年09月02日 | Weblog
「美しいってなんだろう?」森村泰昌著より。

この本は先月半ば、横浜美術館での氏の展覧会を見たあとで、出口のところで買ったもの。氏のいくつかの作品もカラーで掲載されていて気楽に読める。サブタイトルは“美術のすすめ”とあった。そして、美術という世界に近づくためにはまず、3つの道があるという。それは次のようなものだった。

「見る」・・・美術鑑賞。美術館に行って絵などを見ること。
「作る」・・・自分で絵を描いたり、粘土をこねて作品をつくること。
「知る」・・・本で読んだり、美術に詳しい人に教えてもらい知識を得ること。

知ることについて、ここではゴッホの絵を例にとっていた。ゴッホは1853年生まれで1890年に自殺している。37歳という若さだったが、自画像は意外に老けて見える。

片耳に包帯をまいている自画像について。一度は仲がよかったゴーギャンと仲たがいして、激情して自分の耳を切ってしまった。こんないきさつを「知る」ことで、絵の内容も少しは分かってくる。まあ、この程度のことならかなり知られているかも。

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