ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

一般的な基本というのは所詮先入観・・・

2008年09月13日 | Weblog
「プロフェッショナル」仁志敏久著より。

べつに基本をおろそかにしてもいいという意味ではないようだ。この章のタイトルは「プロの基本とは」というものだった。プロなら基本をはるかに超えたところにある何かをつかむことではないだろうか。

仁志は「地道な努力は基本を作るし、やがてはコツとして身につきます。コツというのはその人の悟りともいうべきものですから安っぽい“基本”とは深さが違うのです」と述べている。

また木内監督は次のようにも言っている。「どんな打ち方したっていいんだよ。その打ち方の天才になればいいんだから」と言われて、すぐに思い出すのは現役時代の野茂投手のトルネードと言われた独特の投法だったり、イチロー選手の打撃フォームですね。(一時、振り子打法というのもやってましたね)

このような独特のスタイルでも周りからは抜きんでているということは、それらの選手には理にかなっているという証拠でもありますね。一見短所に見えるところも、それを打ち消そうとすれば一緒に長所もなくなってしまったりする。

最後にちょっといい言葉に巡り合った。「自分にしかできないことを見つけだしてそれを磨き、自分だからできることとして披露することが、選手としての価値を高めるのだと思います。」

体験が語らせる味のあるセンテンスだと思った次第。この一文だけは特に何度も繰り返して読んでしまった!私たちの日常の仕事のなかでも、こんなことが活かせたらいいんですがね・・・

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