「偏愛マップ」齋藤孝著より。
これは実に気になるフレーズでもあった。ついつい人と話していると、仕事の話に流れてしまいがちだが、それだけでは面白くもない。趣味の話で盛り上がればうれしい。
つまりどれだけ世間話をしているか、と振り返ればあまりないかもしれない。しかし、女性の場合は男性に比べて世間話が上手なようだ。男は歳をとるにつれてより話さない傾向にある。
仕事で人と会っている場合でも、やはりその潤滑油は世間話や雑談ではないだろうか。自分の関心があることについて、黙っていても仕事にはプラスにはなりそうもない。
むしろ、仕事以外の顔も見せることで理解してもらったり、信頼関係も築けたりもする。インフォーマルなコミュニケーションが仕事にも生きてくることはよくあることだな。