素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

交野いきものセンターでヒノキの間伐体験をする

2010年11月28日 | 日記
交野山の中腹にある“交野いきものセンター”でヒノキの間伐体験があった。交野の自然を守るため里山保全活動を行なっているボランティア団体「交野里山ゆうゆう会」の人たちの指導のもと、9時から12時までヒノキの間伐を体験した。

急斜面での作業なので、足場をつくるのに踏ん張る必要があり、太ももにきいてくる。倒す方向を決めたら、ロープを張る。木の根元に受け口をつくる。受け口をつくるのが慣れないと骨が折れる。受け口に向かって反対側から追い口をつくる。1~2cmのところまで切り進んでいくと木がゆっくりと倒れ始める。周りの木にひっかかったりするので調整しながら倒していくのだが、スカッとする一瞬である。倒れた木の枝を切り落とし、丸太にして作業は終わる。1本の木で30分近くはかかる。

   

 里山ゆうゆう会の会長さんの言葉「木を倒すところに目が奪われがちだが、作業は《事前の準備》《木を倒す》《木の始末、片付け》の3段階に3・4・3の割合で力を配分することが大切。目立つところだけに全力を出し切ってはいけない。」説得力のある言葉だった。

   午後は間伐したヒノキの一部を持ち帰り、肩たたき、コースターなどクラフトつくりで時間を過ごした。ヒノキのいい匂いがただよっていた。木と格闘しているとアッという間に時間が過ぎた。

 17時からは、毎年恒例のイルミネーション『山ナリエ』の点灯式が盛大に行なわれた。今日から1ヶ月、17時~22時まで点灯される。1年の終わりが近くなったと感じる。マスコミにも取り上げられ、結構知られるようになってきているので年々見に来る人が増加している。事故が起こらなければと祈るのみ。

     



 

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