素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

毎日新聞・論点「新型コロナ ワクチン接種」(4月2日・金・朝刊)より学ぶ➂

2021年04月05日 | 日記
慶応大教授・吉川肇子さんは新型コロナウイルスワクチンについてポジティブな情報ばかりが強調されていることに危うさを感じている。肯定的な情報のみが強調され過ぎると、少しでも否定的な情報が入ってきた際にその考えが容易に崩れてしまう。政府や専門家は否定的な情報も国民に提供すべきだ。と指摘する。そうすることによって情報への免疫がつきワクチンに対する自分の考え方は容易に左右されないという。それを社会心理学で「接種理論」というそうだ。
 メリットだけよりデメリットも一緒に伝える方が情報への信頼度やワクチンへの期待度が上がるということはいろいろなところでの研究で確認されている。新型コロナウイルスの問題は今からが本番で、この1年間は序章にすぎないという人もいる。私もそれに近い考えだ。3人の方の話を頭に入れてこれからに腰を据えて臨んでいきたい。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 毎日新聞・論点「新型コロナ... | トップ | 花散歩⑧桜の季節のしんがりは... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事