3週続けて日曜日が雨だった。4日の風雨でソメイヨシノは葉桜に変身してしまった。それを待っていたかのように八重桜の蕾が開き始めた。ジムの近くにある久保池の周りには八重桜がたくさん植えられている。年度替わりのための休館日が3日間あったり、淡路島への旅行などで1週間ほどジムには行ってなかった。
久しぶりに自転車で出かけると予想通り八分咲きの八重桜が出迎えてくれた。
この入口から久保池の縁を巡りジムに通じる遊歩道はかねてから”季節の移ろいを感じる道”と勝手に名づけている。
こじんまりとした家庭的な雰囲気のあるジムだが気に入っている。
いにしへの 奈良の都の
八重桜
今日九重に 匂ひぬるかな百人一首の61番にある伊勢大輔(いせのたいふ)の歌。 「今日」は今日と京の掛詞、「九重」は天皇の住まい(宮中)「匂ひ」は嗅覚ではなく「花が美しく咲いている」と視覚からの刺激。奈良から届いた八重桜を、宮中で受け取る大役を居合わせた紫式部から任された新参者の伊勢が 、その場で即興に詠んだ歌。伊勢は代々歌人の家系で、大勢の人がどんな歌を詠むのかと期待していた。そのプレッシャーをはねのけて詠んだ歌。という背景を知ると「昔、栄えた奈良の都の八重桜が、今日は九重の宮中でひときわ美しく咲き誇っています」という平凡な意味合いの歌が違って見える。しばらくは桜のトンネルを楽しむことができる。頭をぶつけないように注意する必要はあるが。
久しぶりに自転車で出かけると予想通り八分咲きの八重桜が出迎えてくれた。
この入口から久保池の縁を巡りジムに通じる遊歩道はかねてから”季節の移ろいを感じる道”と勝手に名づけている。
こじんまりとした家庭的な雰囲気のあるジムだが気に入っている。
いにしへの 奈良の都の
八重桜
今日九重に 匂ひぬるかな百人一首の61番にある伊勢大輔(いせのたいふ)の歌。 「今日」は今日と京の掛詞、「九重」は天皇の住まい(宮中)「匂ひ」は嗅覚ではなく「花が美しく咲いている」と視覚からの刺激。奈良から届いた八重桜を、宮中で受け取る大役を居合わせた紫式部から任された新参者の伊勢が 、その場で即興に詠んだ歌。伊勢は代々歌人の家系で、大勢の人がどんな歌を詠むのかと期待していた。そのプレッシャーをはねのけて詠んだ歌。という背景を知ると「昔、栄えた奈良の都の八重桜が、今日は九重の宮中でひときわ美しく咲き誇っています」という平凡な意味合いの歌が違って見える。しばらくは桜のトンネルを楽しむことができる。頭をぶつけないように注意する必要はあるが。
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