素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

中途離脱率

2015年04月04日 | 日記
 上西小百合衆院議員と橋下徹代表の共同記者会見があった。除籍(除名)処分の言い渡しである。統一地方選挙の真っ只中のスキャンダル、維新の会や党のイメージダウンを最小限に抑えようとする素早い判断である。今、府議選に再び立候補しているライン問題で丸刈りになった府会議員と同様だと思った。彼も処分は重すぎると異議申し立てをしたように、上西さんも釈然としないものがあることが見てとれた。

 両者の稚拙な行いは弁護の余地はないが、除籍(除名)処分にいたる経過は組織としてどうなのかという疑問は残る。維新の会の除籍処分また離反の数は多すぎるように思う。代表は「私の指導力不足です」とは言うが、本当の意味で責任はとっていない。

 議員だけではなく、教育長、教育委員長、民間校長など肝いりで就任させた人たちの中途離脱も多い。学校で言えば中途退学率、企業では離職率などはトップの指導力、組織の体質などを測る大切な目安となる。何を言っているかよりも何をしてきたかを冷静に分析する必要がある。中途離脱率の高さはリーダー性において問題ありと言わざるを得ない。

 大阪市議選、府議選の結果は注目に値する。

 
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