今年は「余録」の書き写しにプラス音読をしている。朝、新聞を取ってきて誰も起きてこないうちに「余録」を音読する。いつもより早く起きた息子に「どうしたん!?大丈夫か?」と声をかけられたこともあったが、もう慣れたみたいだ。最初はお経を唱えていると思ったらしい。書き写しは夜が多い。中身は違うが読経と写経をやっているようなものだ。
「古事記」も「奥のほそ道」の学びに私がメインテキストとして使おうとしている本の著者は共通して声に出して読むことをすすめている。三浦祐之さん訳・註の「古事記」は口語訳となっているように古老の語りによって「古事(ふること)」を再現している。古老になりきるのもいいだろう。武田友宏さんの「おくのほそ道」は3つの味わいができるように構成されている。
最初に、平易・明快な現代語の通釈を一読、次に、原文を精読、最後に、原文を朗読(そのために原文には総ルビが振られている)さらに寸評で理解を深めることができる。コラム、地図も充実していてコンパクトだが中身が濃い。
もともと音読には興味があったが、昨年、TBSアナウンサー堀井美香さんの「音読教室」(カンゼン)という本を買ったことで、来年は気合を入れてやってみようとなった。「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」を題材に、言葉を楽しむポイント、テクニックを伝授してくれる。ごんぎつねの「ご」だけで5ページを使うという細かさには驚かされた。
声を出すことがめっきり減ってきたコロナ禍の2年、まだまだこの状況は続きそうなので口周りの筋肉が衰えないように一人音読といこう。
「古事記」も「奥のほそ道」の学びに私がメインテキストとして使おうとしている本の著者は共通して声に出して読むことをすすめている。三浦祐之さん訳・註の「古事記」は口語訳となっているように古老の語りによって「古事(ふること)」を再現している。古老になりきるのもいいだろう。武田友宏さんの「おくのほそ道」は3つの味わいができるように構成されている。
最初に、平易・明快な現代語の通釈を一読、次に、原文を精読、最後に、原文を朗読(そのために原文には総ルビが振られている)さらに寸評で理解を深めることができる。コラム、地図も充実していてコンパクトだが中身が濃い。
もともと音読には興味があったが、昨年、TBSアナウンサー堀井美香さんの「音読教室」(カンゼン)という本を買ったことで、来年は気合を入れてやってみようとなった。「ごんぎつね」「蜘蛛の糸」「雨ニモマケズ」を題材に、言葉を楽しむポイント、テクニックを伝授してくれる。ごんぎつねの「ご」だけで5ページを使うという細かさには驚かされた。
声を出すことがめっきり減ってきたコロナ禍の2年、まだまだこの状況は続きそうなので口周りの筋肉が衰えないように一人音読といこう。
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