シンピジュウムは正真正銘のラン科の花だが、クンシランは「ラン」とつくが「ラン科」ではなくヒガンバナ科。今この2つが仲良く並んで目を楽しませてくれている。
今年はクンシランの花がよく咲いた。冬から初春にかけて気温差の大きい日が多くあったが、こまめに移動して管理したおかげかなと思っている。久しぶりに数人の知人宅にレンタルされている。
クンシランは明治時代に初めて日本にやってきた。そのときに輸入されたクンシランが、clivia nobilis(クリビア・ノビリス)という品種だった。
このとき日本語で「高貴」を意味する「nobilis」にちなんで、良い人格を持ち、博識である高貴な人のことを指す「君子」が和名に付けられた。
現在、流通している品種はnobilis種ではなく、miniata種で、「クンシラン」と呼ばれるのはnobilis種が日本にやってきたときの名残り。
今年はクンシランの花がよく咲いた。冬から初春にかけて気温差の大きい日が多くあったが、こまめに移動して管理したおかげかなと思っている。久しぶりに数人の知人宅にレンタルされている。
クンシランは明治時代に初めて日本にやってきた。そのときに輸入されたクンシランが、clivia nobilis(クリビア・ノビリス)という品種だった。
このとき日本語で「高貴」を意味する「nobilis」にちなんで、良い人格を持ち、博識である高貴な人のことを指す「君子」が和名に付けられた。
現在、流通している品種はnobilis種ではなく、miniata種で、「クンシラン」と呼ばれるのはnobilis種が日本にやってきたときの名残り。