素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

第29回 脳活性クイズ(「ふれあい情報誌」はあと・第41号)スッキリ解決!

2022年06月13日 | 日記
 11日(土)のブログで気分一新のために最後に詰まっている3ヶ所(⑦ ⑧ ⑰)を公表した。そのおかげでもないが日曜日の午前、午後、夜に次々とひらめきスッキリ解決した。

 最初は、「天 ① 自 ①」。これ二文字であれば、あっさり天然と自然となるが、四字熟語なので「天下国家」「天涯孤独」「天下泰平」などに引きずられて詰まっていた。どう考えても「天然自然」しかないが、同じような意味のものを並べただけのものが四字熟語として存在しているのかなと広辞苑で確認したら、ちゃんとあった。【❶天が作った、そのままであるさま。❷(副詞的に)ひとりでに物事が起こるさま。自然に。】という意味。難しく考え過ぎて空回りしていた。確認した瞬間気が抜けてしまった。

 次は、⑰で、「⑰ 根」「⑰ 知」「⑰ 用心」の3つから考えることになる。一番の原因は、用心から「ぶようじん」と思ったが「不用心」という漢字しか浮かばなかったこと。「不」は問題のヒントにあるので使えない。そこで3つの熟語に共通の漢字が思いつかず詰まってしまった。

 打開のきっかけは新聞を読みながらつけていたテレビドラマのセリフ。スキャンダル報道に対しての弁明の場面での根も葉もない報道で私は事実無根だ・・・」というくだり。「無根」がアンテナにひかかった。根が下につくものを色々考えていたが無根は思いつかなかった。無なら「無知」もいける。「ぶようじん」が「無用心」もありならと広辞苑で確認すると併記されていた。

 最後に残ったのが⑧、「⑧ 面」「⑧ 車 ⑧」「⑧ 主」これは思考の硬直による行き詰まり。上から読んでも「山本山」下から読んでも「山本山」というフレーズが頭に浮かんでしまい、同じ読みで車をはさむという落とし穴に落ちてしまった。脱出は競馬中継。「ばしゃうま」の存在が閃いて一気に解決。

 コロンブスの卵ではないが、分かってしまえば何であれほど悩んだのだろうと可笑しくなる。全ての空欄が埋まった後に残ったのが「工手間」という言葉。「工手」(こうしゅ)は鉄道・電気などの工事に従事する人。だが、下にさらに「間」がついたらどう読んで、どういう意味かさっぱり分からなかった。外堀から埋めるとこれしかない!のだがと調べた。

く‐でま【工手間】
1 職人などが物を製作する手数。また、その工賃。
2 手間。手かず。

とあり、一件落着。考える過程で忘れていた言葉を掘り熾したり、新しい言葉を知ったり、発想を柔軟に切り替える大切さを再確認したりと面白く過ごせた。次回は12月。楽しみにしておこう。

 
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