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できるか?

玄関考2

2012-01-22 | 家造り
玄関の位置は、住宅内の人動線と関わりが大きい。

動線が明確な住宅プランは、使いやすい住宅。

複雑になればなるほど、プライバシーの確保や利用形態に

障害を及ぼす。
           

住宅はプライベートな部分とパブリックな部分に大別できる。


家族が集まる空間・・・リビングダイニングはパブリックな空間。

客が来れば、リビングに招き入れる。

その昔には、客間と呼ばれる予備室があったが・・・


寝室・浴室トイレはプライベートな空間。

プライバシーが確保されなければならない。


             

          
            ライフスタイル34




4つのパターンを、時代系列に書き並べた。

左上は大昔。時代がかった家は、このようにゾーンがはっきりしていた。

それこそ・・・玄関は別々。


その昔の住宅は、玄関脇に客間・・・応接間などとも呼ばれた。


右上のゾーニングはマンション。

経済効果から・・・? 縦長の間取りでは、リビングと玄関は正反対の位置。

リビングに行くには、個室の前を通らなければならない。

プライベートな動線とパブリックな動線が混在する結果となる。

それは・・・他人と顔を合わせる結果に。


右下は今回の計画。

右側がプライベートなゾーン。

左側はパブリックなゾーン。

それぞれのゾーンに玄関が付く。


PP(パブリック・プライベート)分離が明確なので、使いやすい住宅になるだろう。




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