かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

今年見つけた琺瑯看板

2010-11-14 | まちかどの20世紀遺産

今年も近代建築や街角の面白物件を求めて町をさまよいました。
なかでも琺瑯看板は気になる存在ですが、最近はどこの町でもめっきり少なくなってしまいました。
過去に確認した看板で撤去されたものは数知れず、ましてや新しい看板に出会うことはなかなか大変です。
街角で新種を偶然見つけたら、思わず「ラッキー」とひとり微笑んでしまいます。
そんな状況でキンチョーの群生地発見は今年一番の収穫でしたが、その他の今年新たに見つけた琺瑯看板をご紹介します。

 



昭和30年代は照明と言えば電球でした
今では蛍光灯はもう古い、LED電球の時代です
三畳一間の裸電球がまぶしい下宿屋は夢のまた夢です
撮影地/旧木曽街道(犬山市)





名古屋の真ん中で見つけた珍しい都会の琺瑯看板
「バンドーVベルト」を調べてみると動力伝動用のゴムベルトでした
ちなみに製造しているバンドー化学(株)は1906年創業の老舗です
撮影地/名古屋市中区(西大須ビル前)





以前見つけた「ライオンかとり」は小屋ごと撤去されました
今回のライオンの住みかも古い小屋なのが心配です
撮影地/丹羽郡扶桑町