かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

街角の古い薬局を訪ねる

2009-06-21 | まち歩き

 最近は大手のドラッグストア・チェーン店がどこの町にもあふれていますが、私の子どものころは地元に密着した町の小さな薬局がたくさんありました。特に戦前に建てられた町の薬局には、古い町屋風の造りや当時流行の建築様式を採用した洋風建築など、街角でも目を引く立派な建物が多く、ショーウィンドーや古い看板を見るのも楽しみです。


■岐阜県・岩村町 
 昔ながらの町屋造りの薬局


ショーウインドーには右読みの古い六神丸の販促ポスターが飾ってあります


ずらりと並ぶメーカー寄贈の木製看板。数が多いほど薬局の格が上がります



■愛知県・岩倉市



■滋賀県・彦根市



■名古屋市・緑区鳴海町 
 正面のミドリ十字が薬局らしさを演出



■愛知県・西尾市
 赤まむしの看板が目を引く漢方専門店


子供のころの薬局を思わせる昭和モダンな建物



■愛知県・小牧市 
 スクラッチタイルの洋風建築



■岐阜県・各務原市 
 壁にはクラッシクな付け柱がデザインされています



■愛知県・一宮市
 怪しげな雰囲気が漂う、その名も「回春堂薬局」



■店頭のマスコットたち
 年季の入ったサトちゃんムーバー(岐阜県可児市)


ピョンちゃん(エスエス製薬)がお出迎え(滋賀県彦根市)