塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り キセキの宝石 カルティエのティアラ

2022-08-08 02:58:29 | ミュージアム巡り_2022
 最後を飾るのは、伝統の宝飾芸術を途切れることなく世にはなっ
たカルティエ作の「ティアラ」(1930年頃、英国、ダイヤモンド、
プラチナ、163/40mm)。
 第一次世界大戦後、休息に没落する貴族社会の中、ティアラも
その受難を迎える時代に、後期アール・デコ美学の頂点に位置づけ
られた作品がこちら。古代エジプト寺院の塔門パイロンに思いを
得つつ、近代幾何学的デザインが施されている。

 クリップ、ブローチ、バングルとしても着用できる多機能性を
持ち、宝飾芸術家カルティエの美の結晶だ。
NMNS(台東区上野公園7-20)
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