塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 漂流ものがたり 韃靼国漂流記_2

2017-04-04 05:38:29 | ミュージアム巡り_2017
 韃靼漂流記のもう1箇所に、次のような内容が書かれている。
 漂流民達が盛京から北京へ連行される際、彼らは大きな城壁を通
過する。彼らはそれを“韃靼と大明との国境に石垣を築申候、万里
有之よし、高サ十弐三間程“だったという。これこそ万里の長城の
一部だった。
 韃靼国(清国)と北京(明国)での数字の呼び方が展示されていた。

 韃靼国漂流記はまたを越前船漂流記、異国物語とも呼ばれ、正保
3年8月に成立したといわれる。文鳳堂雑纂所収。
国立公文書館(千代田区北の丸公園3-2)

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