某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

帰ってきた携帯

2010-01-27 15:28:57 | ぼやき
 今朝病院で、先日なくした携帯を返してくれた。ロッカーにあったという。落としたときには丁寧にロッカーも見てくれたのに。なくしたのが20日だから一週間ぶり。即日契約解除したから実被害は無いけれど、何故一週間もたって元のロッカーに現れたんだろう。あの携帯は、多分、携帯式パソコンを買ったとたんに怒って身を隠したものの、あのパソコンは携帯とは役割が違うとわかって戻ってきたのだろう。もう殆ど電池切れだから何の役にも立たないが、反省して帰ってきたのだから大事に仕舞っておこう。
 うちの器械はみんな生きている。大地震を知らせてくれた時計、焼餅焼いて身を隠す携帯。台所用調理ロボットが開発されても買うまい。外食したら半殺しにされそうだ。
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吹矢体験会大成功

2010-01-27 00:13:59 | スポーツ吹矢の練習
 近所のお年寄りを主にした「カラオケと吹矢の会」を先日行った。18名も来られた。皆さん吹矢は初体験。5メートルあたりで吹く人、頑張って6メートルの人と様々だったが、皆さん大喜び。お一人5本の予定だったが、皆さんが希望されるので、時間が無くなり、3本にした。しかし、失敗して再挑戦する方も出た。支部から頂いて用意していたマウス・ピースが足りなくなり、吹く人が変るたびに咥える部分をアルコールで消毒した。皆さん一様に言うのは、これなら体に無理なく、それぞれ自分にあわせてできるし、腹式呼吸は体に良いし、面白いし・・・と。
 世話役の方から翌日電話があって「またやろう、今度は吹矢だけで」と。「まず楽しくするために、ちょっとゲーム的なものもくわえてはどうか」とも言われた。的に風船を貼り付けて割ってみるのもいいか、などと早速アイディアを二人で出し合った。どんなことになるか、あせらず、余り大きなことを最初から期待せずに、ゆっくり、じっくりやってゆこう。何回か吹矢で遊んでいるうちに、きちんと練習しようという声が出て来るだろう。そうなったら本物の先生に来ていただける。さて、どういうことになるか。
 
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恥かきバナナ

2010-01-22 22:30:37 | ぼやき
 『少年倶楽部』の小説でまだ覚えているのがある。南方に駐屯している兵隊の一人が欲をかいて大きなバナナを食べるとまずかったが、欲をかかぬ他の兵隊が取った小さいバナナは味が良かった、という話。そのおいしいのはモンキーバナナという種類だと。バナナに飢えていた私にはこの小説は格別に面白かった。「モンキーバナナ!」どんなに美味しいんだろう。小学生の時覚えたこの名前はバナナが話題になるとすぐ出てくる。
 講義でフィリピンのバナナ農園とそこでの農薬禍の話をしたついでに、「モンキーバナナというのがあってそれは格別にうまいそうだ、まだお目にかかったことも無いが」と余計なことを言った。終わると、学生は何の関心も示さず退室したが、一人残っていて「先生、モンキーバナナなら新宿の高野で売ってますよ」と少し気の毒そうな顔で言った。ウヘッ、日本で売っているのか。学生たちはもう食べて知っているんだ、と愕然とした。
 自分が知らないと、つい、他人も知らないと思ってしまう。悪い癖だ。 
 
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うちの器械は焼餅焼き。

2010-01-22 18:06:21 | ぼやき
 我が家の電気器具はやたら焼餅焼きだ。前に3ヶ月留守にしたことがある。帰宅したら、冷蔵庫とテレビが駄目になっていた。近所に雷が落ちた故だと言う。なるほど、とその敏感さに感心した。ところが翌年、今度はデスクトップのパソコンが駄目になっていた。今度は落雷ではない。(女房じゃあるまいし、ちょっと留守にしたからって焼くな)と毒づいたがもうだめ。まあ、近頃の生身の女性よりは情が濃くていい、とあちこちに宣伝したあと、(でも動かないパソコンじゃなァ)と買い換えた。とたんに「情が濃いって自分でほめといて。薄情なのはどっち」と散々しかられた。
 以来電子器具の買い替えはしないできた。ところが先日ワイヤレスで使えるパソコンが100円、という宣伝につられて、電車の中ででも仕事のできるワイヤレス・パソコンを百円で契約した(実際はタダ)。まあ、携帯的パソコンだな。とたんにそれまで使っていた携帯がおかしくなった。そして、その翌日(つまり一昨日)どこかに消えた。心当たりは全部探しまくった。どこにも跡形もなし。
 うちの電子器具は皆女なのかね。
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食べたかったなあ バナナ

2010-01-19 23:17:26 | ぼやき
 小学生低学年の頃、近所の一家がバナナの中毒(疫痢)になり、区役所からきた人々が消毒液をやたらその辺に振りまいたので、臭くてえらい目にあった。それが口実になって(かどうか)私はバナナを食べさせて貰えなかった。小学三年生のとき、父の教え子達の会で「あんみつ」がでた。バナナの切れ端が見えた。(バナナが食べられる!)と喜んだら、隣に座っていた父が「これはちょっと」と変なことを言って、ヒョイと食べてしまった。いや悔しかった。そんなこと、親父はその直後に忘れたろうが、私は70年たってもまだ忘れない。
 昭和17年くらいまでは、まだ乾燥バナナというのが輸入されていて、お金持ちの息子たちが見せびらかして食べていた。こっちはバナナに飢えていたから、彼らの食い方までまだ覚えている。うまそうだったなア。
 結局大學を卒業するまで(正確に言うと大学に就職するまで)バナナというものを食べずにいた。実は、それが講義で恥をかく遠因になっていたのだった。お後がよろしいようで。
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