某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

高齢者の性生活と健康の関係

2016-09-13 23:54:54 | 男性にはつらい話。
 同性の結婚を合法化する憲法改正が行われて以来、Irish Timesには性に関する記事が多くなった。大学生の性生活とか、老人用住宅にダブルベッドを置かないのはけしからんとか。
 先日はついに老人の性生活と健康についての調査結果が記事になった。アメリカのミシガン大学が50歳代末から80歳代半ばまでの高齢者2200人を対象に調べたもの。週一かそれ以上の男性は、その後の5年間で、ゼロの男性より、二倍以上心臓発作を起こす危険があると。特にsexが非常に気持ち良いい(=extremely pleasurable)人から、単に満足(satisfying)しているだけの人まで、そうでない人より危険度が高いという。性機能を高めるための薬は男性の心臓に破壊的な影響を与えることがある、とも。それに対して、同じ年齢層の女性は全く違う。良い性生活を送り、高度の満足(high levels of satisfacion) を得ている女性は、性的に全く不活発な人より血圧が低く心臓の病気から保護されている、という。特にorgasm の時に分泌される女性の性ホルモンが有効な影響を与えるのだという。
 どうも我々男性老人には悲しい調査結果だが、医学的にはそうなのだろう。だから女性のほうが男性より長寿でいつまでも元気なのだ、と納得させられた。
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