某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

若者の作った気になる徘句

2016-01-16 15:15:59 | 若者の反省?
 沖縄にいる友人のFace Bookに次のような徘句が転載されていた。

「青い鳥私の時間を食べている」

 作者は沖縄の16歳の女性。「おーいお茶」に印刷されている入選句の一つ。若者と言うところがヒントだが、私にはしばらくわからなかった。
 「青い鳥」をツイッター、ラインなどと理解すれば良く分かる。沖縄では電車の中というわけにゆかないが、小田急線などでは車内の殆どが、スマホでしょうか、そのような物を読み指を動かしている。自分がやらないから、どうなっているのだ、といまだにあまり分からずにいるが、この句の解釈を見てなるほど、と思った。撰者は流石若い人の思いをすぐ理解したらしい。
 青い鳥との交流。始まるとやめられない交流。大人たちの冷たい視線を感じても止められない交流。何とかしないと無為に時間が過ぎる、と反省もするけれど、続けねばならない交流。でも嫌なのではない。来るのは青い鳥なのだ。たいした才能だ、と感嘆しきり。
 友人は沖縄の高校の先生だから、自分の所の学生かと、調べたらしい。別の高校だったらしいが。 
コメント
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