某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

アイルランドについての公開講座

2013-05-30 15:30:38 | ぼやき
 今年の東京での公開講座は次のようです。大阪では秋に行います。
 
「アイルランドとヨーロッパ」(全一回)

日時 6月29日(土)14:00~17:00

会場 成城大学(図書館を予定)―小田急線成城学園前駅下車北口徒歩5分―

講師 木村正俊(神奈川県立外語短大名誉教授)

「ヨーロッパ最極西の文化―美術、伝説、宗教―」

講師 数原孝憲(元アイルランド大使、元日本アイルランド経済協会会長)

「欧州統合と共に歩む西端の島国:アイルランド―発展の半世紀の軌跡を辿る―」

資料代 500円 

予約はりません。興味がおありでしたらどうぞ。
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昔の英和辞典

2013-05-29 02:28:09 | ぼやき
 先日大和駅前広場でのお祭りで古い英和辞典を買った。SANSEIDO'S ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY「三省堂英和大辞典」昭和三年三月と巻頭の辞にある。2680ページ。紙が厚手なので大変厚い本になっているが、装丁はしっかりしていて全然崩れていない。奥付がなくて正規の発行年も価格もわからないが、私のまだ生まれていない頃に出版されていることは確からしい。元の持ち主が、I bought this dictionary. N.Kageyama.1931.6.13.と記している。昭和六年だ。影山という印が押してあるが、一度古書店に売ったらしく、鈴木という印も押してある。当時はかなり高価なものだったろうが、私はこれを50円で買った。
 いや面白い。ページを繰っていると時間を忘れる。例えばElevatorとは「①アゲル人、扛擧人、上ゲルモノ、物揚機械、②昇降機[高低ノ場所ニ縦二昇降セシメル装置] えれゑ”ーたー(=lift)」などと色々な説明があり、elevator boy―昇降機運転手(=lift-man)と言う用例もある。「扛擧人」とは何だかわからない。英単語より日本語の方が分からなくなっている。エレベーターを昔は「えれゑ”-たー」と書いたというのも初めて知った。僕らは「ゑ”」と「べ」の発音の違いがきちんと出来なくなっている。今の日本ではエレベーター・ガールだが昔は若い男がエレベーターの操作をしていたらしい。なお、この辞書では説明がカタカナで、英語の仮名表記はひらがなになっている。今と逆だ。イギリスの工場では1770年代にはもう「エレベーター」があって、リフト、liftと呼ばれていた。今でも頑固な人はリフトと言う。機械や原材料を上げ下げするのが主な用途だったらしいが、人間も乗った。だから辞書の説明が先ず物揚機械なのだろう。
 Computerが「計算者、推測者」となっているのは時代を考えれば当然だが、驚いたのは、既に Television が見出し語に入っており、「電視[電送装置ニ依リ遠距離物體ノ望見] てれゐ”じょん.」 と説明されていた。勿論テレビは当時既に開発されていたが、まだ放送などははじまっていなかったはずだ(イギリスでも)。「Wireless Television 無線電視.」というのもついている。「Wirelessは当たり前」と思うのは、こっちがテレビに馴れているからで、改めて言われると、なるほど、と感心したくなる。テレビは昔「てれゐ”」と書かれたのだ。ゐ”はどう発音するのかわからない。英語の辞書ではあるが、昔の日本語を教えてもくれる。
 Wireless といえば、ラジオだ。辞書には勿論 Radio がはいっている。これは ①無線電信、無線電話 と説明され、その次に「らち”を」と書いてある。説明の②には えきす線、へるつ線 とある。
 時々この辞書を眺めて昭和のはじめと今との違いを考えてみよう。


  
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電車の中で

2013-05-28 01:36:08 | ぼやき
 先日小田急線で運よく座れて、やれやれ、と本を読み始めた。隣の若い男がやたらと肩を押しつけてくる。(昼間から酔っているのか)と嫌な気分になった。しばらくするとその男は降りて行った。足が不自由らしく、乗客にぶつかりぶつかり「すいません」と大きな声で謝りながら。さっきまで(嫌な酔っ払いめ)と中ッ腹でいた自分が恥ずかしく、申し訳なくなった。
 同じようなことを前にも経験した。大分前、車中で座っているとかなり年配の女性が乗ってきた。席を譲ろうと思った時、隣に座っていた若い女性が「席を譲っていただけませんか」といった。(そのつもりだけれど、あんたに言われることはないよ)と少しムカッとした。普段なら遠く離れた場所に行くのだが、すぐそばに立っていた。少し嫌がらせの気分。やがて其の若い女性が立ち上がった。見ると足がかなり不自由で、私に「どうも失礼しました」と丁寧に謝って降りて行った。ガーンと叩かれた気分。(いやいや申し訳ない)と今でも恥ずかしく思っている。
 先日、足の不自由な若い人に向かって独りよがりに腹を立てた日の帰りには、車中で席を譲られた。斜め二・三人先のあたりに座っていた黒人の男性が私に座れと言う。その人の前には若い女性が立っていたから、「彼女に( for her)」と遠慮したら、「No,no,for you」と笑いながら言った。有難く座らせてもらった。回りの人々も皆にこにこしていた。
 
 
 

 
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講演会 イェイツ・デー(アイルランドの詩人)

2013-05-28 00:30:22 | ぼやき
 Yeats Day in Japan
「アイルランドを代表する詩人、イェイツの世界」

 2013年6月22日(土)13:00~17:30 入場無料

会場 早稲田大学 早稲田キャンパス 11号館501教室(JR山手線 高田馬場駅からバスで終点まで、徒歩5分。地下鉄東西線早稲田駅から徒歩5分)
 
アイルランドを代表する詩人、ノーベル文学賞受賞者イェイツを記念するイベント。

ゲスト・スピーカーは、アイルランド上院議員スーザン・オキーフ氏、イェイツ研究者でアイルランド国立大学リムリック校教授のマーガレット・ハーバー氏、イェイツ研究者で東京農工大教授の佐藤容子氏、作曲家ポール・ヘイズ氏、アーティストのマルティーナ・ハミルトン氏。日本語通訳あり。

主催 アイルランド大使館  協力 早稲田大学 国際教養学部

参加申し込み;件名に「Yeats Day in Japan 2013」と表記し、tokyoembassy@dfa.ie にメールで連絡のこと。
ゲスト・スピーカーその他最新情報については、Facebookページ www.facebook.com/YeatsDayJapan に案内あり。
  
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本音を言っては「誤報!誤解!」とわめく政治屋

2013-05-21 16:42:16 | ぼやき
 橋下と言う人があほなことを言ったら、同じ維新の会の国会議員西村真悟(衆議院)が代表の発言を擁護してこういった。

「慰安婦がセックススレイブ(性奴隷)と転換されている。われわれは積極的に『売春婦とセックススレイブとは違うんだ。売春婦は日本にまだうようよいるぞ、韓国人』(と主張し)、反撃に転じた方がいい」
 
 これでも国会議員かね。維新も困ったらしく、早速撤回、除名となったそうだが、議員はやめてないだろう。本人は発言通り信じていて、本音を言っただけだから。迷惑をかけた(橋下に)とは思うだろうけれど、間違った事を言ったとは思っていないだろう。
 
 先に猪瀬東京都知事がオリンピック誘致でひどいことを言い、問題にされると「誤報!誤解!文脈が違い迷惑だ」とわめいた。橋下市長も「大誤報!」とわめいた。今まで日本の国内ではそれで済んでいたから、「本音」の言い得だった。アメリカのジャーナリストにはそれが通用しないから、猪瀬は謝った。橋下もアメリカに行って謝るだろう。日本では謝らないけれど。

 それにしてもめちゃくちゃだな。安部晋三も、「慰安婦」を韓国の「キーセン(妓生)」になぞらえて「韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっている」などと平気で書いている。なんだか嫌になってきた。 
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