某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

またまた入院。だめだねえ。

2016-09-25 14:59:13 | 健康
 また入院しちまいました。病気は同じ心不全。やだね。先日の日曜日、また胸が苦しくて腹にガスがたまっていやになったので知人のお医者さんに行った。日曜午前中開業という奇特なお医者さん。昨年と同じ症状ですぐまた市立病院へタクシーで行けという。緊急外来で診察、即時入院。明日にしてくれと頼んだが、今度は駄目。去年は翌日入院にしてもらって中華料理を腹いっぱい食べてから入院したが、今度は何の用意もできなかった。せめて寝間着でもといったが、「レンタルがあります」とにべもない。「すぐ治療をはじめます。もう用意ができています」とキビシイこと。点滴の管を四本もさして指には血中の酸素を図る器具をはさみ、心臓の周りにもぺたぺたはって常時心電図をナースステイションに送っている。まるでIC室。小便も寝たままで尿瓶にしろという。出やしない。食事は、禁食だったが、半量に負けてくれた。「食事も心臓の負担になりますから」と。「人生最後の入院はこんなのだろうな」と予行演習をしているような気分。困ったことに、連休中だったから前からの担当医に会えたのが3日後。医者の第一声が「どうしたのですか」。こっちが聞きたいよ。利尿剤をがんがん入れて体重を減らした。お陰で入院時64㌔弱だったのが夢の59㌔台まで落ちて、数値は好転。無事退院。もらった書類には入院2週間の予定とあったので観念していたが、半分で出られた。手当が早かったからだろう。友人の名医と病院の皆さんにどれほど感謝してもしきれない。有難うございました。
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吹矢と体調

2015-06-21 23:57:37 | 健康
 スポーツをなさっている方々はとっくにご存知のことだが、昨日まで出来ていた事が出来なくなる事がある。すぐ直ることもあれば、なかなか戻らぬこともある。単なるスランプもあれば、病に起因する事もある。吹矢でも私はそれを体験した。吹矢の出来・不出来は100%自分だけの責任。駄目になったら原因は自分にある。
 昨年急に的に当たらなくなった。腹式呼吸が出来ない。ひどいもので、的の真ん中どころか、的そのものをかすりもしない。前日まで的の中心に5本中3本か4本は必ず入っていたのが、何と場外ホームラン。家で練習すれば鴨居に当たり、練習会場では的の遥か後ろにあるカーテンを直撃した。色々工夫したが何ともならず、「もう歳か」と半ばあきらめた。しかし、そのうち、どういうわけかまた当たり始め、次第に回復してきた。
 そのまま今年になり、まだ納得行かない程度にしか命中率が回復していない4月2日、朝起きたら、息が吸えない。苦しい事このうえない。医者に行くと、肺に水が溜まっているのを発見された。心臓肥大。半ば緊急入院で毎日強力な利尿剤の点滴。泣きたくなるほど少ない病院食(それまでは炊きたての飯を―こんなに美味い物は他にない―丼2杯ずつ食べていた)。寝ているばかりなのに、一週間たたずに5キロ減った。2週間ほどで無事退院。早速吹矢を練習。なんと、前にはきちんと出来なくなっていた腹式呼吸が調子のいい時と同じくしっかりできて、矢がまっすぐに飛んだ。いやー嬉しかった。真中に当たるかどうかはもうどうでもよかった。とにかく腹を自在に膨らませ、引っ込めて、矢を吹く。ピューッと飛び、的に刺さって大きな音を立てる。快感!怖ろしいもので、腹式呼吸が戻ったら、命中率も殆ど元に戻った。復調といってよいだろう。腹の脂肪が減ると腹式呼吸が楽にできる。本当は肺の水がとれたからだろうが。
 思えば昨年からだんだんに体調が悪くなっていたのだ。特に腹式呼吸は上手くできなくなっていた。残念ながら、全然警戒せず、吹矢が当たらなくなったのは単なるスランプとしか考えなかった。駅の階段を上がって息が切れたり、ほんの10分も歩けば息が荒くなったりしていたのに、勝手に歳のせいにしていた。体調が悪いとは思わなかった。鈍くて、「自覚症状」を自覚出来ないのだ。
 吹矢は正直だ。呼吸が上手く出来ていなければすぐおかしくなる。前にも書いたが、吹矢が前より当たらなくなったらご用心。肺に水が溜まってきたのかもしれません。練習不足でも当たらなくなりますが。
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