某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

ダブリンの夕日

2015-08-25 00:09:00 | ダブリンの夕暮れ

 ダブリンにはまだ高層建築が少ないから、空が広く、地平線が良くみえる。ギネス記念館の展望台から夕日の沈むのが良くみえる。東京でもスカイ・ツリーに登れば同じものが見えるかも知れないが、ダブリンではせいぜい6~7階で見えてしまう。何しろダブリンで一番高い「スカイ・スクレーパー」は16階のリバティ・ホールと呼ばれる労働組合会館だから。これからはもう少し高いものが出来るだろうが、「なぜ低層建築ばかりたてるか、土地がもったいないではないか」と私が貧乏性な事を言うと「土地はいくらでもあるんだから無理に高層建築をたてる必要はない」と返される。景観が悪くなるとも言う。北海道より一回り大きいだけの島なのに、人口が少ないから、そんな勿体ない事を言う。
 今度の画面は今までの失敗をどうやら克服したようです。次はどうかな。
 訂正
 先に、ギネス醸造所の借地契約が契約以来まだ150年もたっていまいと書いたのは間違いです。206年ですね。まだ大分余裕はありますが。借地契約が切れるまで人類はいるでしょうか。いても多分もう飲まないでしょう。あんな不衛生で不健康な物を昔は何故飲んだか、と不思議がるでしょう。軽蔑するか?でも、「ちょいと一杯乳癌のもと」などと警告を書いたえらいのもいる、と褒められるかも。「一杯」の意味も「乳癌」も普通の「人」にはわからず、少数の「歴史家」という珍獣が「昔はこんな変な物が普通にあったのだ。それを飲む馬鹿も沢山いた。無知蒙昧な時代だったからのう」と蘊蓄を傾けるでしょう。
コメント
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