某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

日野原重明さんとダブリンのホスピス

2017-07-21 03:39:49 | 誠実な探究者
 日野原重明さんが亡くなった。105歳まで現役とは。自分が恥ずかしくなる。心からご冥福をお祈りする。
 だいぶ前のことだが、朝日新聞のコラムに日野原さんがホスピスについて書いておられた。現代のホスピスはロンドンに始まる、と日野原さんは思っていたらしく、前にロンドンのSt.Joseph's Hospiceなどを訪問されたという。しかし、その後、ロンドンよりかなり前に、すでにアイルランドのダブリンにホスピスが開設されていたことを知られた。St.Joseph'sは1905年開業だが、ダブリンのホスピスは1879年にできている。そこの看護者たちが、St.Joseph’sの開設運営に尽力した。日野原さんは訪問の後それを知られた。それで、何とすでに90歳をかなり過ぎてから、ダブリンのホスピスを訪問されたと書いてあった。えらいものだ。
 私は幸いかなり前にこのダブリンのホスピスを知り、見学させてもらっていたから、日野原さんのコラムを読んで、知ってくれた人がまた一人増えた、と喜んだ。そのすぐ後、日野原さんの弟子と自称するお医者さんと、またこのダブリンのホスピス(ハロルド・クロスにあって、Hospice for the dying というきつい名前をもっている)を訪問することができた。
 私がこのホスピスのことを知ったのは、ベトナム戦争報道で知られる岡本昭彦の書いたものによってだ。長くなるからこれは別稿にしよう。


 
コメント
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