某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

コーヒーの淹れ方ー自分流

2018-09-20 12:09:26 | 楽しいひと時
 いつ知ったか忘れたが、コーヒーのちょっと贅沢な淹れ方がある。皆知っていることなのだろうが。コーヒーを半分だけ出す。私は4杯分の粉をネルに入れて2杯分だけ出す。260ccからせいぜい300ccくらい。凄くうまい。味?が良く分かり、種類による違いが私でもわかる。しかし、濃すぎて味見しかできない。飲める濃さまでお湯で薄める。これもうまい。今はまだ素性の知れた銘柄コーヒーでしかやってないが、そのうちスーパーの普通のコーヒーでもやってみようと思う。「安売りコーヒーを絶品の味に」なんて記事が書けるかもしれない。
 念のため(ケチだから?)ネルに残っている半分しか出してないコーヒー粉でまた淹れる。雑味があって全然別の味になる。4杯分の粉で4杯淹れると、この雑味も一緒にでてることになる。どっちが本当のコーヒーの味だろうか。私は喫茶店などでのコーヒーにも満足できなくなってしまった。
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『さようなら!福沢諭吉』という雑誌

2018-09-11 15:01:52 | なぜ?
 なぜ福沢諭吉にさようなら!なのか。発行世話人の安川寿之輔氏によると、福沢は「隣国の朝鮮や支那への侵略を熱烈に主張」した「強烈な帝国主義者であり軍国主義者」であって、「結果的に昭和20年の日本の敗北に至るアジア侵略へのレールを敷いた人物」であって「一万円札の顔」にふさわしくない、からである。こうした福沢研究・批判を発表している方は他にもいる。例えば中谷成夫『一万円札の福沢諭吉』。
 この雑誌(正確には「福沢の引退を求める三者合同講演会機関誌」)の三者の中にはマンガ「美味しんぼ」で知られる雁屋哲氏がいる。彼は『マンガ・まさかの福沢』を出版し、もう一人の発行世話人杉田聡氏は『福沢と帝国主義イデオロギー』を出している。残念ながらどちらもあまり売れていないらしい。
 福沢諭吉を戦後民主主義の権化のようにしたのは丸山眞男だと安川氏は言う。かなり意図的にゆがめた福沢像を描き、虚像を日本中に広めたという。福沢を非難し、戦後民主主義の教祖丸山眞男を弾劾して本が売れるわけがない。雁屋氏のマンガにも、問題山積している現在福沢など弾劾しても無駄で無意味だという秀才が出てくる。大震災、放射能汚染、労働状況の悪化、格差の拡大、中国韓国北朝鮮の諸問題。福沢に引導を、などと悠長なことをやってる暇はない、というわけだ。革新系にとって日本はいつも危機的状況で、目の前に緊急の課題があって、波長の長い問題、根源的な問題などやってる暇はないのだ。
 どうも、あっち向いてもこっち向いても不満ばかり言う。反省してます。不良老人?いいえ、まだ、ただの不良です。
コメント (2)
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日帰り観光バス旅行ー八ヶ岳に

2018-09-10 01:54:42 | 初めての経験
 長らくご無沙汰しました。病気でも何でもないのですが、なぜかブログだけ書かなくなっていました。年のせいでいくらか怠け者になったのかも。年といえば来月満88歳の誕生日を迎える予定です。昨年は数え年88歳でゼミ卒業生諸君や経済研究会、剣道部などのOB,OG諸氏が盛大なお祝い会をしてくださいました。満年齢まで待っていると間に合わなくなる、と心配されたのかと思いましたが、どうやら誕生日まで持ちそうです。敗戦時は満14歳。そのころは、20歳までには戦死すると思い込んでいましたから、68年も予想より長く生きてしまいました。馬齢といっては馬に失礼。長すぎる余生でしょうか。
 つい先日、 さる企業の無料観光バス旅行に行ってきました。山梨のワイン醸造所、ブドウ園、ハーブ園、宝石類加工販売所などを見物して清里テラスで八ヶ岳眺望。登る道中はあいにくの雨。添乗員氏がスマホで受け取る八ヶ岳方面の天気は霧一色で何も見えず、がっかりしていました。ところが清里テラスまで行ったら、雲は高く、なんと山々の稜線がくっきりと見えました。あきらめていただけに感激ひとしお。なぜか、ソフトクリームを買わず、熱いハーブ・ティーをゆっくり飲みながら稜線の美しさを満喫しました。
 昼飯付きでしたが、これはひどかった。昔の天ぷらうどんにのっかっていた冷たく乾いた海老天、あれより小さいエビと野菜の干からびた天ぷらと豚肉の柳川なべ。団体の食事はあんなものなのだろうか。多人数の食事を用意するのだから冷えても干からびても仕方がない、のか。料理人はプライドを捨てたのか。客から苦情は出ないのか。それとも、日本人の味覚がそこまで落ちてしまったのだろうか。初めての、びっくり連続の観光バス旅行でした。
コメント (4)
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