某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

来年の「みちのくウインド・オーケストラ」予告訂正

2014-08-22 22:07:35 | 素晴らしい話
 来年4月1日に行われるこの演奏会に出場するのは、「岩手県」の各高等学校吹奏楽部でした。間違って書きましたので訂正させてください。ブログに間違った事を書いた場合、後日それを訂正する事が出来ないので困っています。方法はあるのでしょうが。
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被災地の高校吹奏楽部生 演奏会

2014-08-21 16:38:41 | 素晴らしい話
 サントリーホールで8月19日に第2回みちのくウインドオーケストラ演奏会があった。今回は被害の大きかった福島県相双地区(浜通り北部地域)の高校吹奏楽部生百余名の合同演奏。相馬高、小高商業、相馬東高、双葉翔陽高、相馬農業高、富岡高、原町高、小高工業、の諸君。原発事故による放射線のため住めなくなり、いわき市などへ学校も移住し、サテライト校に分散している学生もいる。合同練習場まで出るのも大変な学生たちもいる。被災して部員の激減したところも多い。それでも合同練習を4回やったという。見事な演奏だった。
 和太鼓の林英哲さんと指揮者の現田茂夫さんが賛助出演。和太鼓協奏曲「飛天遊」は鳥肌の立つほど見事な演奏だった。英哲さんも見事だったが、吹奏楽団も凄い迫力だった。舞台正面奥に備えた太鼓を英哲さんが独奏している間、出演している高校生が全員身じろぎもせず演者を見つめていたのが特に印象的だった。英哲さんは、高校生の迫力に負けないようリハーサルを朝から念入りにやってへとへとです、と語っていた。演奏後、作曲者の松下功さんも舞台に呼ばれた。20年前の作曲で初演も英哲さんの太鼓、現田さんの指揮で、演奏会場も同じサントリーホールだったという。
 現田さんの指揮も素晴らしかった。同じ演奏者たち(=高校生)なのに、指揮者が違うとこんなにも音が違うか、演奏がスムーズになるか、と驚くほどだった。前に、同じピアノを何人ものピアニストが交代に弾く演奏会を聴いたことがある。その折にも、同じピアノでこんなにも音が違うか、と驚いたことがあるが、同じことをオーケストラで経験するとは思わなかった。貴重な経験だった。
 来年は4月1日に、この災害支援「みちのくウインドオーケストラ演奏会」を同じサントリーホールで、宮城県下の高校生の演奏で行うという。是非また聴きに行かなくちゃ。東日本大震災を忘れないためにも。
 
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ガーゼの語源はガザ(パレスチナ)だって。知らなかった。

2014-08-18 23:12:28 | ちょっと気になる話
 「パレスチナのガザはガーゼの語源の地 人間(ひと)の業深しいまも血塗られて」(朝日歌壇8・18)
今朝この短歌を見てびっくりした。いや知らなかった。俺は本当に何も知らないな。二人の選者(永田和宏と高野公彦)が、3席と1席に選んでいる。
 悔しいから手もとのNew Oxford D.で語源をチェックした。gauze; Mid 16th century from French gaze,perhaps from Gaza,the name of a town in Palestine. 間違いない。perhapsとあるから100%確かというわけではないらしいが。アラビア語でガズは絹、ペルシャ語でもカズで絹。ガザという町は絹の生産が盛んな土地であったらしい。イスラエルはガーゼがいくらあっても足りないほどガザを叩いているのだ。
 もつれた人間関係を歌う一首もあった。「義父の子を産めば 夫の弟の つまりわたしは義姉という母」
「私の父は私の母だ」という謎なぞがある。「ワタシノチチハ ワガママ ダ」という簡単な謎でご存知の方も多いだろうが、「子供には母で義姉、夫には妻で義母」というのは整理に少し手間取った。初めて聞いた。このくらいのことは世間にはざらにあるのかもしれないが、一生隠し通さねばならぬから辛かろう。
 暑くって平和主義の作品に感激する余裕がなかった。
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ガーゼの語源はガザ(パレスチナ)だって。知らなかった。

2014-08-18 23:12:28 | ちょっと気になる話
 「パレスチナのガザはガーゼの語源の地 人間(ひと)の業深しいまも血塗られて」(朝日歌壇8・18)
今朝この短歌を見てびっくりした。いや知らなかった。俺は本当に何も知らないな。二人の選者(永田和宏と高野公彦)が、3席と1席に選んでいる。
 悔しいから手もとのNew Oxford D.で語源をチェックした。gauze; Mid 16th century from French gaze,perhaps from Gaza,the name of a town in Palestine. 間違いない。perhapsとあるから100%確かというわけではないらしいが。アラビア語でガズは絹、ペルシャ語でもカズで絹。ガザという町は絹の生産が盛んな土地であったらしい。イスラエルはガーゼがいくらあっても足りないほどガザを叩いているのだ。
 もつれた人間関係を歌う一首もあった。「義父の子を産めば 夫の弟の つまりわたしは義姉という母」
「私の父は私の母だ」という謎なぞがある。「ワタシノチチハ ワガママ ダ」という簡単な謎でご存知の方も多いだろうが、「子供には母で義姉、夫には妻で義母」というのは整理に少し手間取った。初めて聞いた。このくらいのことは世間にはざらにあるのかもしれないが、一生隠し通さねばならぬから辛かろう。
 暑くって平和主義の作品に感激する余裕がなかった。
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夏川れみ と 森山良子

2014-08-18 00:06:58 | 楽しい企画
 TBS1というチャンネルを偶然見たら、夏川れみさんが歌っていた。何年も前にテレビで聴いて、声がきれいで歌が上手いのに感心したことがあるが、それ以来聞かないのでもう引退したのかと思っていた。
 子供さんが生まれて子守唄を歌っていたので、「童謡」が新たに自分のレパートリに加わったという。赤ちゃんを抱いて歌うとすぐ寝入っていた。ところが或る時から寝なくなった。じっと聴くようになってしまった。それで「ママも眠くなった」と言ったら「ネンネンヨー」と歌いだしたという。歌の好きな子に育つだろう。
 放送では童謡メドレーも歌った。曲目には、しかし、朧月夜など昔の小学唱歌もあって、童謡というのはどの範囲なのかちょっと分からなくなった。
 ビギン?という沖縄のヴォーカル・グループがあるらしい。彼らが作った曲を森山良子さんに示し、彼女がそれに歌詞をつけた(亡くなったお兄さんを思って)。「涙そうそう」。夏川さんはそれをビギンの演奏で聴き、森山さんに頼んで歌うことを認めてもらい、自分の原点にしているという。さすがに上手だった。
 しかし、私の一番好きなのは彼女の歌った(沖縄の)「花」。滝廉太郎の「花」も大好きだが、沖縄の「花」はいい。夏川さんはちょっと声がきれいすぎて、もう少し錆があるともう一段と深みが出るだろうが、これは無理というものだろう。放送では津軽三味線の吉田兄弟とコラボで沖縄の歌を歌った。「汚れてゆく海も減ってゆく魚も・・・」と嘆き、島人ぬ宝を、どのくらい僕は知っているだろう、と歌っていた。またどこかのチャンネルで出会いたいものだ。

 
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