
本当なら第96回全国高校野球選手権大会の星稜トレーナー帯同の活動報告をしたいのですが、内容が濃いですので、もう少し後に振り返って書きたいと思います。
今回はまず新鮮な話題を書きます。
今週末から第131回北信越地区高校野球大会が石川県を会場に(石川県立野球場・金沢市民野球場・小松弁慶スタジアム)開催されます。開催県である石川県からは、星稜、金沢、小松大谷、金沢商業が出場します。パート1では、その石川県大会での星稜の2回戦から準決勝までの結果を振り返り、パート2では、決勝戦と北信越本大会への私なりの展望などを書きたいと思います
第131回北信越地区高校野球石川県大会 ~2回戦~ 9月13日(土) 石川県立野球場
星 稜 津 幡(つばた)
星 稜 0 0 0 1 0 3 3 1 1 9
津 幡 1 0 2 0 0 0 0 0 0 3
星稜 12安打(三塁打3・二塁打1) 残塁12 投手;梁瀬-福重-谷川
津幡 6安打 残塁7
ほぼ試合が土曜日なので、診療を行いながら試合の経過をみていました。初戦で硬くなるのは分かりますが、試合経過しかみていないので少しハラハラしました。が、打線は好調。投手にやや不安を感じたゲームでした
第131回北信越地区高校野球石川県大会 ~3回戦~ 9月13日(土) 石川県立野球場
星 稜 日本航空石川
航 空 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2
星 稜 3 0 1 1 0 0 0 3 X 8
星稜 13安打(本塁打1・三塁打2・二塁打1) 残塁9 投手;谷川-福重
航空 9安打 残塁9
打線は依然好調。トップバッターの森田君は3打数2安打、主軸を打つ梁瀬君は5打数4安打と大当たり、また佐竹君のホームランもあり、打線は活気づいています。投手陣も徐々に調子を上げている状況です
第131回北信越地区高校野球石川県大会 ~準々決勝~
9月23日(火祝 秋分の日) 石川県立野球場
星 稜 北陸学院
北 陸 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
星 稜 1 0 0 0 0 0 0 6 1x 8 8回コールドゲーム
星稜 11安打(本塁打1・三塁打2) 残塁6 投手;谷川
北陸 4安打 残塁7
この日は朝の星稜高校野球場での練習から帯同しました。
試合開始
先発の谷川君、少しずつ調子を上げてます
試合は8回コールドゲームでしたが、北陸学院のエースのピッチングに上手くかわされチャンスをものにできないという状態がが続き、6回には同点に追い付かれてしまいました。試合展開としては、あまり雰囲気のよい状態ではありませんでした。この辺りは攻撃や戦術に対する姿勢というところの改善が必要かなと思いました。しかし、打者個人はよく振れています。6回裏には満塁から梁瀬君が右中間スタンドへ満塁ホームランを放ち、試合を決めました。相手投手のコントロールが乱れてきた甘い球を見逃さず打ったところは、甲子園経験から来る成長かなとも思いました。
しかし北陸学院というチームはまとまりのあるいいチームであり、エースもこのまま伸びると、上位チームに驚異になるかもしれない投手になるのではないかという思いを抱かせるピッチングでした。ここ数年少しずつ力をつけている高校です。今日もなめてはいませんでしたが、来春以降は侮れない存在になるかもしれません
第131回北信越地区高校野球石川県大会 ~準決勝~ 9月27日(土) 石川県立野球場
星 稜 小松大谷
星 稜 0 0 0 0 3 1 2 0 1 7
大 谷 4 0 0 0 0 0 0 0 1 5
星稜 9安打(本塁打1・二塁打3) 残塁10 投手;谷川-福重-谷川
大谷 9安打 残塁10
この日も試合経過をチラチラ見ながらの診療です。本当に心臓に悪い展開でした。夏の決勝のリベンジと報道等ではもてはやされます。確かに両チーム、昨年のチームでレギュラーとして活躍する選手は多かったのです。しかし新チームですから、ここから、また新たな戦いが始まるといったところでしょうか。小松大谷の選手はリベンジという強い気持ちで挑んで来られたことだろうと思います。その気持ちの強さの違いが初回に出たのかもしれません。
あの決勝戦の再現か、長短安打を重ねられ初回に4点を献上してしまいました。星稜サイドからすれば、確かに逆転する力があるということは強みですが、できれば逆転しなくていい展開に持ちこんでもらえたらな~と思うのです。
その後、谷川君が立ち直り、大谷打線を抑え守備にリズムが出てきました。今大会、はじめてスタメンでセカンドに出場した酒井君のホームランが飛び出すなど、中盤から後半にかけて星稜が相手投手を捉え、ゲームを支配し最後は逃げ切りました。
小松大谷高校はエースの木村君が故障のため投げられなかったようで、木村君がマウンドで投げるとまた違うチームカラーになるのだと思います。力のあるチームですので北信越大会では頑張ってほしいと思います
2回戦から準決勝までをプレイバックしました。
パート2では、決勝戦の振り返りと第131回北信越地区高校野球大会への展望を書きたいと思います
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