二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第46回 加賀・三策塾(学術研修会)に参加

2011年09月21日 | 鍼灸
9月4日(日)、報告といか、日記がたいへん遅くなっておりますが、毎月恒例の学術研修会である加賀・三策塾へ参加しました。

 第46回 加賀・三策塾 

 日 時:平成23年9月4日(日) 午前10時~正午
 会 場:石川県立盲学校
 内 容:症例報告 2題





本日は、9月18日(日)、19日(月祝 敬老の日)に福岡で、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会の主催で開催される、第10回 東洋療法推進大会in福岡の中の一般口演で発表される宮川先生ご夫妻の症例報告の練習が行われました。質疑応答もたっぷり時間をかけてね。

演題は…

◎「末梢循環障害に対する鍼通電治療の有用性」  宮川 巌幸 先生(ミヤカワ鍼灸整骨院)




◎「鍼灸治療を行った閉塞性動脈硬化症1症例における治療経験」  宮川 美幸 先生(ミヤカワ鍼灸整骨院)




石川県から2題の発表です。

どちらも循環障害に対する鍼灸治療の効果であり、研究生時代の症例ではあるのですが、巌幸先生の方は末梢の循環障害で、患者8名の症例集積であり、鍼通電と置鍼が治療方法。かたや、美幸先生の方は、大血管の循環障害で、1症例の報告であり、当初は東洋医学的な証に随った鍼灸治療に途中から鍼通電を追加しました。MR-angeoの画像のスライドもあり分かりやすい症例報告でした。

末梢と中枢の違い、治療方法の違い、多くの違いはあるけれど、現代医学的な所見や検査方法などを知って対処すれば、鍼灸治療も効果が得られる分野なのです。鍼灸治療は単なる腰痛や膝痛など、痛みだけの治療ではないんです。
痛みをとってあげることは大事なことであるので、ちゃんと押さえておかないといけないのですけでね。

最近は、あたくし、何ゆえか質問する癖がついてしまい、ディスカッションがあった場合は必ず質問するようにしています。特に質問がない時などは盛り上がらないですからね。でも、それだけ、いろいろ勉強しておかないといけないということでもありますよね。全く関係ない、訳の分からない質問をしては、発表者にも、聴講者にも申し訳ないですし…。まあ、常に勉強だ


 質問に答える宮川先生ご夫妻

さて、お二人の福岡での発表のご活躍とご健闘を祈りたいと思います



本日は2時間、この症例報告に費やしましたので、加賀・三策塾は、これにて終了です。

これで終わりと思いきや、この後、石川県鍼灸マッサージ師会の理事会、金沢市鍼灸マッサージ師会の理事会へと続くのでござりました~

なかなか忙しい日曜となるのでした。

よっ おめ~さん 活きがいいね~ と、自分に言ってみました


二葉鍼灸療院 田中良和

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