二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第98回全国高校野球選手権石川県大会~決勝~ 星稜 vs 日本航空石川

2016年12月30日 | 高校野球

年末になりましたが・・・今更ながら今夏の星稜の戦いを少し振り返ります

ずっと今年中に更新しようとしていたのですが、ズルズルと~ ということで年末になってしまいました

 

7月に行われた、第98回全国高校野球選手権石川県大会決勝戦を、そんなに詳細ではありませんが振り返りたいと思います。

 

 第98回全国高校野球選手権石川県大会 ~決 勝~

    平成28年7月27日(火)  開始;13時  終了;15時17分  石川県立野球場 

    ~決 勝~

       星 稜  日本航空石川

          一  二   三   四  五  六  七  八  九   合 計    H    E  
        航 空 0 0 0 0 2 2 0 1 0  5  12 1 

   星 稜 0 0 0 1 0 0 4 2 X  7  9  1

          優 勝:星稜高校  2年ぶり18回目の夏の甲子園出場

                     ※大会通算本塁打数 30本(大会タイ記録)
                     ※星稜チーム大会本塁打数 9本(新記録)

 

試合は、星稜が1点先制するも、中盤、相手打線に先発の1年生竹谷君がつかまり2点を献上し逆転を許し、2年生の小倉君にスイッチするも6回に2点を献上し追加点。次に3年生の前井君にスイッチ。前井君のテンポよい投球で相手の攻撃の流れを断ち切りました。ここで終盤の試合の流れを星稜に引き寄せたのではないかなと感じました。3年生の仕事をきっちりやってのけてくれました。
6回終了時点で4-1と、追いつけない点数ではありませんが、雰囲気が「不味いな~」という状況でした。

     

5回からは相手投手が佐渡君からエースの打田君にスイッチ。打田君も序盤いいピッチングでしたが、投手交代で何かリズムが変わったかなと試合が終わって感じたのでした。

7回裏には四球や相手エラー、そして連打で4点を奪い逆転。ここ最近、逆転の星稜と呼ばれる粘りを発揮しゲームをひっくり返しました。

ここで注目しておきたいのは星稜の下位打線や代打陣の勝負強さです。大事な場面で代打を命じられ、その打率は10割近いという越中君の活躍、意外性の男の活躍が大きな力となった大会でもありました。この試合でも大事な終盤に2打点を挙げる活躍でした。

意外性なんて言えないですよね~。

本当に、もう少し早めの逆転をお願いしたいところでした。心臓に悪い悪い。

8回からは2年生エースの清水君がマウンドにあがりますが、1点を献上し同点。その裏、星稜は連打で1アウト1・3塁と勝ち越しのチャンスをつかみました。ここで打席の清水君が敬遠されて満塁策がとられます。

 

後々の監督対談で、航空石川の中村監督はスクイズで勝ち越しはされたくなかったと、バントをきっちり決めてくる清水君を敬遠したとか・・・その後、一人倒れ2アウトで9番の2年生キャッチャー川岸君が打席に立ちます。

ここでも注目は、川岸君の今大会の打力は9番ではないということです。主軸を打ってもいいほどチャンスに強く、ホームランを打てる長打力もあるという状況の中で、今大会ナンバーワン本格派投手である打田君との、勝負しかないこの場面は、野球ファンとしては見ごたえがあったと思います。
星稜関係者としてはヒヤヒヤでしたが~。

力と力のこの勝負、見事に軍配があがったのは川岸君でした。外角のストレートを右中間に打ち返す2点タイムリーを放ちゲームを決めました。 シビレました~

最後は、清水君がきっちり打ち取り優勝を勝ち取りました。

逆転で勝ちをつかみ取る諦めない粘り強さは大いに評価されますが、甲子園勝利に向け課題も多くみつかった試合結果でもありました。

四死球や細かい守備の乱れなどがないと仮定したなら、星稜の勝ちは微妙だったと思います。それだけ航空石川のチームとしての精度も高かったですし、きっちりした野球をされていましたので、いいチームだという強い印象が残りました。

2016の夏の石川県大会も熱く、ドキドキ、ハラハラ、ワクワクな展開してくれました。

チーム星稜高校野球部 選手の皆さん、ありがとう

そして、監督、部長、副部長、コーチのスタッフの皆さん、お疲れさまでした

保護者の皆さまのご苦労さまでした

 

来年もあの聖地へ行きましょう 行きたい

私も多くの反省点を踏まえて、トレーナー活動を頑張っていきたいと思います

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 星稜高校野球場へ帰っての、優勝後ミーテイング

 

    二葉鍼灸療院 田中良和


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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明けましておめでとうございます! (ラッキボーイ)
2017-01-02 21:49:20
こんばんは。
今年も先生のブログで楽しませてもらいます★



川岸君ですが、あの場面・・・
外角のストレート狙っていたようですね。
翌日の新聞に書いてありました。

やっぱりキャッチャーしている子は相手投手とかの配球読むの上手いのでしょうか?

川岸君は特にそう感じます。

田中先生もキャッチャーの控えだったようですが、どう思われますか?





プロ野球選手でも野村克也氏とか思い浮かべます。
野村さんも配球読むの得意でしたね。
私は現役時代知りませんが、彼の書籍読んで知りました。

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配球を読む (ふたば院長)
2017-01-10 09:39:41
ラッキーボーイさん

コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

川岸君はキャッチャーとしては、私が金沢に帰ってきて見た中で群を抜いて素晴らしいキャッチャーだと感じます。
ですから配球を読むのも上手いでしょうし、頭で考えるという部分と、野球人としてのカンというのが鋭いのだと思いますね。

私は控えも控えでしたから比べようもありませんが (^o^)、一応、ご意見くらいはできるでしょうか~笑

現役時代よく野村克也さんの書籍を読ませていただきました。最近は読んでおりませんが、データをとるなど実例的であり、かつ、心などを扱い精神的でもあり、哲学的でもあり、なかなか素晴らしいと感じた選手のお一人でした。

今年も応援、よろしくお願いします!
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