六ヶ所村の再処理施設では、通常の原発(100万キロワット級)が1年間で出す放射性物質(大気中、海洋)を1日で出すことが分っています。また、各地の原発の事故からみて、非常に危険な爆弾をかかえて生活しなければいけないわけです。
以前、福井県の美浜原発で起きた蒸気発生器細管が破裂し、直接、大気中や海へ多量の放射能が流出した事故がありました。この事故はECCSという安全装置が働かなかったことが問題でした。これは、たまたまその日に、ベテランの職員がいて手動に切り替えたから大事故につながりませんでしたが、0.7秒遅れていたら、チェルノブイリで起きた原発の事故を凌ぐものになっていました。
チェルノブイリで起きた原発事故を記憶されている方も多いと思いますが、現在でも原子炉から周囲30kmは永久居住禁止区域となっています。
イギリスにセラフィールドという場所がありますが、ここは六ヶ所村のような核廃棄物処理施設が稼動しています。数年前、施設内で大規模の放射能漏れ事故が起こり、その復旧に5000億円はかかるようです。また、これを機にイギリスはこの施設を廃止することを決めました。因果関係は明らかにされていませんが、この施設の周辺での小児白血病やガンの割合が非常に高いことも指摘されています。
北欧やドイツが中心ですが、ヨーロッパは脱原発、バイオマス、風力、地熱、水力など永続可能な自然エネルギーへの転換を決め、それに取り組んでいます。ドイツは自然エネルギー産業により100万人の雇用を生み出しています。なぜ、様々な可能性を秘めた日本の土地で自然エネルギーの割合が高まってこないのか疑問が生まれます。大企業も国も原子力ではなく、永続可能な自然エネルギーの開発、研究にもっと資金を投入すべきだと思います。
六ヶ所村の施設が建設されている場所は、地表の近くの浅い所まで帯水層(地下水)がきている場所だそうです。人間の60~70%は水分です。きれいな、体に良い水を摂取することは生命にも関わる重要なことです。呼吸し空気を取り入れないと人間は生きていけません。その空気や水が知らぬうちに汚染されてしまったらと考えるとゾッとします。
また、宮城・岩手を襲った地震。亡くなられた方のご冥福と、被災された被害にあわれた方々が一日も早く元気で笑顔に暮らせることを心より願っています。日本は地震大国です。北米・太平洋・ユーラシア・フィリピンの各プレートがぶつかり合っているのが日本列島です。そして各地には多くの活断層が存在します。
今回の地震の震源での衝撃度は、原発が耐えることができる地震の衝撃の7倍もあったということも言われています。この地震大国でなぜ原発という危険な爆弾を増やさなければいけないのか(ウラン濃縮を90%程度にまで高めたものが原子力爆弾ですから、この名は間違っていない)疑問ばかりが湧き出てきます。
静岡県の浜岡原発は3つのプレートがちょうどぶつかりあっている場所に建設されています。
もし、石川県で大地震が起こり、北陸電力が運営している志賀原発が破壊されたら、風向きなどにもよるそうですが、金沢は1分後に放射能汚染されるそうです。そんな危険なものを抱えていることを、国民はしっかり意識し、自覚しておかないと事が起きたときにはパニックになるのではないかと思ってしまいます。
多くの原子力発電所が老朽化、放射能に耐えられなくなってきています。この原子力発電所は普通の家やビルのように解体することはできません。それ自体が放射能汚染されていますから。そして、今、原子力発電所を停止したとしても臨界が起きてしまっているものを止めるには100年かかります。今、ここで停止してもです。
生命は何者にも変えがたいものです。この世で最も守るべきものの一つです。過剰な経済活動、過剰な利益追求、贅沢で行き過ぎているかもしれない豊かな生活、そのために生命が危機に晒されるのはいかがなものでしょう。
今、ここが、正しい真実の情報が流れているここ数年が、生活を、自然を、地球を、宇宙を考え、変えていく重要な時期なのかもしれません。神仏が与えてくれた私たちへの課題なのかもしれません。原因と結果の法則…人間が何を思い、どう行動するか、それがこれからの地球の未来、私たちの後に続く子や孫の未来を大きく左右する、そんな大事な時期なのかもしれません。
体の健康は自分で守らなければなりません。そのためには正しい情報が必要です。放射性物質という見えない物質に、空気、海、川、湖、土地、そこから享受される穀物、野菜や魚などの食物が汚染されてしまっては、いくら医療が発展しても病気は増えていく一方でしょう。生命の根本が毒になってしまっているのですから。
そうならないためには、私たちは何をしなければいけないか。そんな深い部分まで考えさせてくれる『六ヶ所村ラプソディー』というドキュメンタリー映画でした。鎌仲ひとみ監督 素晴らしい映画をつくってくれて、ありがとうございます
二葉鍼灸療院 田中良和

以前、福井県の美浜原発で起きた蒸気発生器細管が破裂し、直接、大気中や海へ多量の放射能が流出した事故がありました。この事故はECCSという安全装置が働かなかったことが問題でした。これは、たまたまその日に、ベテランの職員がいて手動に切り替えたから大事故につながりませんでしたが、0.7秒遅れていたら、チェルノブイリで起きた原発の事故を凌ぐものになっていました。
チェルノブイリで起きた原発事故を記憶されている方も多いと思いますが、現在でも原子炉から周囲30kmは永久居住禁止区域となっています。
イギリスにセラフィールドという場所がありますが、ここは六ヶ所村のような核廃棄物処理施設が稼動しています。数年前、施設内で大規模の放射能漏れ事故が起こり、その復旧に5000億円はかかるようです。また、これを機にイギリスはこの施設を廃止することを決めました。因果関係は明らかにされていませんが、この施設の周辺での小児白血病やガンの割合が非常に高いことも指摘されています。
北欧やドイツが中心ですが、ヨーロッパは脱原発、バイオマス、風力、地熱、水力など永続可能な自然エネルギーへの転換を決め、それに取り組んでいます。ドイツは自然エネルギー産業により100万人の雇用を生み出しています。なぜ、様々な可能性を秘めた日本の土地で自然エネルギーの割合が高まってこないのか疑問が生まれます。大企業も国も原子力ではなく、永続可能な自然エネルギーの開発、研究にもっと資金を投入すべきだと思います。
六ヶ所村の施設が建設されている場所は、地表の近くの浅い所まで帯水層(地下水)がきている場所だそうです。人間の60~70%は水分です。きれいな、体に良い水を摂取することは生命にも関わる重要なことです。呼吸し空気を取り入れないと人間は生きていけません。その空気や水が知らぬうちに汚染されてしまったらと考えるとゾッとします。

また、宮城・岩手を襲った地震。亡くなられた方のご冥福と、被災された被害にあわれた方々が一日も早く元気で笑顔に暮らせることを心より願っています。日本は地震大国です。北米・太平洋・ユーラシア・フィリピンの各プレートがぶつかり合っているのが日本列島です。そして各地には多くの活断層が存在します。
今回の地震の震源での衝撃度は、原発が耐えることができる地震の衝撃の7倍もあったということも言われています。この地震大国でなぜ原発という危険な爆弾を増やさなければいけないのか(ウラン濃縮を90%程度にまで高めたものが原子力爆弾ですから、この名は間違っていない)疑問ばかりが湧き出てきます。
静岡県の浜岡原発は3つのプレートがちょうどぶつかりあっている場所に建設されています。
もし、石川県で大地震が起こり、北陸電力が運営している志賀原発が破壊されたら、風向きなどにもよるそうですが、金沢は1分後に放射能汚染されるそうです。そんな危険なものを抱えていることを、国民はしっかり意識し、自覚しておかないと事が起きたときにはパニックになるのではないかと思ってしまいます。
多くの原子力発電所が老朽化、放射能に耐えられなくなってきています。この原子力発電所は普通の家やビルのように解体することはできません。それ自体が放射能汚染されていますから。そして、今、原子力発電所を停止したとしても臨界が起きてしまっているものを止めるには100年かかります。今、ここで停止してもです。
生命は何者にも変えがたいものです。この世で最も守るべきものの一つです。過剰な経済活動、過剰な利益追求、贅沢で行き過ぎているかもしれない豊かな生活、そのために生命が危機に晒されるのはいかがなものでしょう。
今、ここが、正しい真実の情報が流れているここ数年が、生活を、自然を、地球を、宇宙を考え、変えていく重要な時期なのかもしれません。神仏が与えてくれた私たちへの課題なのかもしれません。原因と結果の法則…人間が何を思い、どう行動するか、それがこれからの地球の未来、私たちの後に続く子や孫の未来を大きく左右する、そんな大事な時期なのかもしれません。

体の健康は自分で守らなければなりません。そのためには正しい情報が必要です。放射性物質という見えない物質に、空気、海、川、湖、土地、そこから享受される穀物、野菜や魚などの食物が汚染されてしまっては、いくら医療が発展しても病気は増えていく一方でしょう。生命の根本が毒になってしまっているのですから。

そうならないためには、私たちは何をしなければいけないか。そんな深い部分まで考えさせてくれる『六ヶ所村ラプソディー』というドキュメンタリー映画でした。鎌仲ひとみ監督 素晴らしい映画をつくってくれて、ありがとうございます

二葉鍼灸療院 田中良和
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