ありがたいことに、忙しさ満載にて、なかなかブログの更新ができない~という状態です。
石川県鍼灸マッサージ師会 保険登録者懇談会
◎日 時:平成22年2月28日(日) 午後3時15分~4時
◎場 所:石川県立生涯学習センター(旧 石川県庁)
鍼灸マッサージ治療は保険が使えます。保険と言っても、医師のような細かい部分まで保険請求できるようなものではなく、療養費の給付と言って、保険者(国保連合や各健康保険組合など)に支払いの権利があるのです。鍼灸治療の保険を使用できるかは保険証によって違うということです。
本来は国家資格を有する鍼灸マッサージの保険は、その施術者への支払額も(非常に安い)、診断書(医師の同意)の問題など制度面でもっと、正しい評価を受けるべきだと思っています。しかし、いかんせん我が業界は、その他の業界もそうかもしれませんが、考え方から、学術、技術、知識、社会貢献活動など、多くの面において施術者のレベルにばらつきが幅広いということです。
これでは、社会から、行政から、国民から、正しい評価を受けようと思っても難しいのではないかと思うのですね。医療は福祉の一環であり、福祉は助け合いです。そこに必要なのは「周囲の誰かのために働く精神」であり、「他の人の幸せのために尽力する精神」だと思うのです。
世の中、お金は大切だし、稼がないと生きていけません。しかし、これは後からついてくるものであり、福祉の精神を持って、自分を切磋琢磨して高めていくことが必要だと思いますね。だから、専門学校を卒業、あるいは、開業すれば当然ですが、鍼灸学会に入るのは当然であるし、常に講習会や研修会など新しい情報を取り入れ、患者さまに還元していくことが必要なのです。
国家資格を有している者が、社会の信頼、安心を得るためには、まず学会や業界に入ることは当たり前のことであるのですが、その当たり前のことができていないのが、この業界のマイナス面でもあります。いろんな要素があるんですがね。
そのような志と信念がある鍼灸師が多くこれから出現すれば、人生そう思い通りにはいかないのですが、鍼灸治療が、社会や国民に認められる医療となり、その大きな力が行政を動かし、鍼灸マッサージの保険診療というものが改善、あるいは良い方向に刷新されてくるのだと思うのです。
まずは、そのような精神で学問や活動ができる仲間が増えないと、何をやっても大きな力にはならないでしょう…と、いつも思うのです。
何か、保険登録者懇談会とは違った話になってしまいましたが、現在、世の中の構造の変化とともに、鍼灸の保険に関する、保険者の支払いの問題、医師に書いてもらう診断書(同意書)の問題など、いろいろな問題が出てきており、これからさらに厳しくなることが予測されます。
良い方向に向かうために、大事なことは鍼灸師自身、「自分がどうあるべきか」でしょうね。
これからの時代、「自分さえ良ければ」「自分の治療院さえ良ければ」「お金さえあれば」そんな考えは通用しなくなってくるのではと思うのです。今、流行っている所でも、これからはどうなるか分かりません。景気が上向きなんて報道がありますが、今年はさらに大きな変化(経済・社会で)が予測されますし、ここ数年が一つのポイントになるのでなないかと私はみています。
こんな話をすると、どんどん脇道にそれてしまいますね。私も保険審査委員と言って、会員の皆さんが書いたレセプトを毎月、審査をしている一人なわけで、懇談会では指導する立場側です。そんな立場にいると身が引き締まります。人に厳しく、自分には甘くではいけませんからね~。
患者さまの立場になると、保険治療ができて、できるだけ安い治療が健康を得ることはベターです。鍼灸師の立場からすると、考え方の柱は二本あると思います。保険治療を促進していく柱は患者さまのためには必要不可欠です。もう一つの柱は「ここにまた来たいな」「高いお金を払っても治療する価値がある」という、いわゆる技術、知識、環境、人間性、そのようなものを常に高めて、患者さまに納得、感動して頂ける医療を目指すということだと思うのです。
そんなことを考えながら、保険登録者懇談会に参加していたのでした。
そして、そして、2月28日(日)は、これから佳境に入るのでした~
二葉鍼灸療院 田中良和
石川県鍼灸マッサージ師会 保険登録者懇談会
◎日 時:平成22年2月28日(日) 午後3時15分~4時
◎場 所:石川県立生涯学習センター(旧 石川県庁)
鍼灸マッサージ治療は保険が使えます。保険と言っても、医師のような細かい部分まで保険請求できるようなものではなく、療養費の給付と言って、保険者(国保連合や各健康保険組合など)に支払いの権利があるのです。鍼灸治療の保険を使用できるかは保険証によって違うということです。
本来は国家資格を有する鍼灸マッサージの保険は、その施術者への支払額も(非常に安い)、診断書(医師の同意)の問題など制度面でもっと、正しい評価を受けるべきだと思っています。しかし、いかんせん我が業界は、その他の業界もそうかもしれませんが、考え方から、学術、技術、知識、社会貢献活動など、多くの面において施術者のレベルにばらつきが幅広いということです。
これでは、社会から、行政から、国民から、正しい評価を受けようと思っても難しいのではないかと思うのですね。医療は福祉の一環であり、福祉は助け合いです。そこに必要なのは「周囲の誰かのために働く精神」であり、「他の人の幸せのために尽力する精神」だと思うのです。
世の中、お金は大切だし、稼がないと生きていけません。しかし、これは後からついてくるものであり、福祉の精神を持って、自分を切磋琢磨して高めていくことが必要だと思いますね。だから、専門学校を卒業、あるいは、開業すれば当然ですが、鍼灸学会に入るのは当然であるし、常に講習会や研修会など新しい情報を取り入れ、患者さまに還元していくことが必要なのです。
国家資格を有している者が、社会の信頼、安心を得るためには、まず学会や業界に入ることは当たり前のことであるのですが、その当たり前のことができていないのが、この業界のマイナス面でもあります。いろんな要素があるんですがね。
そのような志と信念がある鍼灸師が多くこれから出現すれば、人生そう思い通りにはいかないのですが、鍼灸治療が、社会や国民に認められる医療となり、その大きな力が行政を動かし、鍼灸マッサージの保険診療というものが改善、あるいは良い方向に刷新されてくるのだと思うのです。
まずは、そのような精神で学問や活動ができる仲間が増えないと、何をやっても大きな力にはならないでしょう…と、いつも思うのです。
何か、保険登録者懇談会とは違った話になってしまいましたが、現在、世の中の構造の変化とともに、鍼灸の保険に関する、保険者の支払いの問題、医師に書いてもらう診断書(同意書)の問題など、いろいろな問題が出てきており、これからさらに厳しくなることが予測されます。
良い方向に向かうために、大事なことは鍼灸師自身、「自分がどうあるべきか」でしょうね。
これからの時代、「自分さえ良ければ」「自分の治療院さえ良ければ」「お金さえあれば」そんな考えは通用しなくなってくるのではと思うのです。今、流行っている所でも、これからはどうなるか分かりません。景気が上向きなんて報道がありますが、今年はさらに大きな変化(経済・社会で)が予測されますし、ここ数年が一つのポイントになるのでなないかと私はみています。
こんな話をすると、どんどん脇道にそれてしまいますね。私も保険審査委員と言って、会員の皆さんが書いたレセプトを毎月、審査をしている一人なわけで、懇談会では指導する立場側です。そんな立場にいると身が引き締まります。人に厳しく、自分には甘くではいけませんからね~。
患者さまの立場になると、保険治療ができて、できるだけ安い治療が健康を得ることはベターです。鍼灸師の立場からすると、考え方の柱は二本あると思います。保険治療を促進していく柱は患者さまのためには必要不可欠です。もう一つの柱は「ここにまた来たいな」「高いお金を払っても治療する価値がある」という、いわゆる技術、知識、環境、人間性、そのようなものを常に高めて、患者さまに納得、感動して頂ける医療を目指すということだと思うのです。
そんなことを考えながら、保険登録者懇談会に参加していたのでした。
そして、そして、2月28日(日)は、これから佳境に入るのでした~
二葉鍼灸療院 田中良和
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