二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

来院患者の実態調査

2009年11月04日 | 東洋医学研究所 コラム
東洋医学研究所のコラムが更新されました

~来院患者の実態調査~ 

   栄鍼灸院 院長  石神龍代 先生


『来院患者の実態調査』 研究所コラムはこちらをクリック!

今月の研究所コラム『来院患者の実態調査』は、先に行われた一般社団法人、生体調整機構制御学会 学術集会において石神先生が発表された内容の要旨を書かれたものです。

まず自分たちの所へ来院している患者はどのような状況なのかということを知る、いわゆる鍼灸院の水際ではどのような状況にあるのかを調査する目的で行われました。21鍼灸院の協力を得て、2009年1月から5月までに来院された新患、または3か月以上治療期間があいた再診の患者(637名)に関して、性別、年齢、主訴、自覚症状、健康チェック表などに関して調査、分析したものです。

今回は要旨だけですが、鍼灸院へ来院する患者の症状に関しては、肩・腰・膝の痛みやシビレなど整形外科的疾患がやはり多いという結果でした。しかし、主訴以外の訴えを調査すると、146に及ぶ多彩な症状がみられました。ということは、主訴だけでなく身体全体を診て診療を行うことが大切だということにもなります。

また、ここで興味深いのは来院患者の年齢層が若くなっているということです。当院においても、ホームページを見てご来院される、あるいは、すごく良かったのでご紹介して頂けるわけですが、みているとそのような患者様は50歳以下、特に20歳、30歳代の方が多いようです。

鍼灸治療は、これからもっと普及していくべき治療方法だと思いますし、そのためには自己研鑽を忘れず、常に学・術・心(道)の向上に励んでいかないといけないな~と感じるしだいです。

ぜひ、コラム読んでくださいね 

二葉鍼灸療院 田中良和
コメント (2)
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