お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

桜とチェリーのパウンド・ジュイル

2012-03-27 22:21:33 | 実験室

今年の課題。何か新しいくことを始めなければ・・・・と、昨年末から考えていました。

ほぼ隔月でのケーキの頒布をすることにしました。案内、年間内容など頭にはあるもののアウトプットしないままの見切り発車です。

頒布と言っても自分の勉強も兼ねているので、『作らせていただいている』と言うのが、実感です。何人かにご登録いただいて、3月から始めてみました。

ジュイル。別の名をフォレノアール「黒い森」の意味、ドイツ名 Schwarzwalder-Kirschtorte(シュヴァルツヴェルダ- キルシュトルテ)「黒い森のさくらんぼのお菓子」という意味。

色んなタイプの作り方がありますが、このレシピは昨年末教えていただいたもので、中のスポンジシートは、アーモンドたっぷりのジュコンド生地とココアジュコンド生地。チョコクリームたっぷりですが、濃厚ながら、くどすぎないよう生クリームの脂肪分を調整してつくりました(^_^)☆

2回に分けて作るつもりでしたが、家に32cmx24cmという巨大長方形セルクルがあったので、4個一気につくりました。

折角仕上げたのですが。。。実は、切り口がきれいな方を正面にすべきところを反対方向から飾り付けてしまいました(^_^;)。最後に気がぬけてます。次回から注意しますね。

断面はこのようになります。

もう1品は桜とチェリーのパウンドケーキ。昨年の3月に教えていただいた和風のパウンドケーキ。和風のパウンドケーキは、個人的にはあまり食指をすすんで伸ばすほうではないのですが、このケーキは、しっとりしたパウンド生地に桜の風味あり、刻んだ桜の花のちょっと塩けがなんとも言えず美味しい!かなり完成度が高いパウンドケーキと思いました。しかも中に棒状に入れた桜餡とグリオットチェリーのアクセントが効いています。

パウンドケーキ生地にこんな風に入れました。

 

切ったところ。もっと餡とチェリーが真中にくると良かったのですが(^_^;)、生地が一気に膨らんだせいか、期待したよりも下に沈んでしまいました。パウンドケーキも奥が深いです。

案ずるより生むが易しとは良く言ったもので、見切り発車ながら、ケーキ好きの方々に支えられ、今月のケーキが出来ました。

年度末、区切りの季節です。進級・進学など新しく始まる年度にむけての活力になれたら嬉しいです。


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