今日はこれから駅を回ろうとした時に雨が降ってきた。
この時期、雨は珍しい、強い雨でないがしとしととしばらく降り続けた。
オカマのプジャーはその雨に濡れながら寝ていた。
駅の構内に行くように言ったがポリスがいるから行かないと言い、そのまま雨に濡れながら、また寝た。
雨に濡れながらモーフに包まり、妙に小さくなって寝ている人が居たので、気になり、起こしてみると、汚れきったボロボロになったシャツ一枚だけを彼は着ていた。
食べ物は何も欲しがらず、ただ水だけを欲した。
近くにいた女性に水の入ったペットボトルをもらい、彼に与えると、物凄い勢いで飲み干した。
何度もパンやゆで玉子をあげようとしても、彼は受け取らなかった。
近くでレモンティーを売っていたので、彼にあげようと持って行くと、それは飲んでくれた。
どうやって生きてきたのだろうか、想像のつきようがない。
集合場所に行き、彼のことを話すと、アイリッシュのジョンがズボンとセーターを持って居たので、一緒に彼にあげに行った。
彼はそれを自分で着た。
だが、まだ食べ物は受け取らなかった。
そして雨に濡れながら、またモーフに包まり寝た。
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